江戸川放水路の高常遊船からシロギス釣行です。


前日に、都内某宿でチーム一鱚一遊の例会が予定されていたのですが、風予報が悪く、前日に中止が決定。

結果的には風は強くは吹かず、実施可能な天気になりました。

今回は私が幹事役で中止の最終判断をしたので、失敗したなぁ~と。

でも、前日に実施の可否を決めなくてはいけない事情があったし、船長も中止にした方が良さそうという判断だったので、やむを得なかったかな。


高常遊船は自宅から一番近い船宿です。

車で10分くらいで着いてしまいます。

乗合船は土日祝のみの出船なので、なかなか利用できないのが残念なのですが、今回は祝日なので行くことができました。

先月、チーム一鱚一遊の例会で仕立船で利用したら、メンバーから好評だったので(船長も女性陣も好人物ですからね)、来年も利用させてもらおうかなと思っています。

そんなこともあって、今回は乗合船にも乗っておかなくちゃと、行ってきましたよ。


江戸川放水路特有の風情がある桟橋から乗船します。

幅広の桟橋なので、安全に乗船できますね。


乗船者は15名かな。

3番目の到着で、希望の左舷ミヨシの釣り座が取れました。


釣り場は木更津沖でした。

先月だったかな、フグ船で釣ったところとほぼ同じ(笑)


仕掛けは胴突き2本針(ハリス長35cm)で始めます。

今回は胴突きで通そうかなと・・・

今年の東側の釣りでは、胴突きで十分に通用しちゃう感触なんですよね。

ヒイラギも少ないし、アジは少しいるんですが、食味的には歓迎ですしね。


ほぼ無風、ベタ凪の条件なので、船はブン流しです。

船の向きは、最初の流しは南西方向を向けていたけど、その後は反対に向けたり、様々でしたね。


水色は赤茶っぽい濁りではなく、暗めの濁りというところかな。

この時期のこの海域にしては澄んでいる方でしょうね。


7時半に実釣スタート。

2投目で型を見れて、その後もポツリポツリと釣れてくれますが、バリっという食いではないです。

アタリの出方は断続的というか、連続で釣れるかと思うと、少し間が空いてしまったりという感じですね。


8時にツ抜け。

楽に束釣りするためには、もう少しペースアップしたいところです。


水深は浅めですし、キャストして釣っています。

ちょっと遠めに投げて、段々と仕掛けは手前に戻ってきますが、どのくらいのところまでアタリが出るのか確認したりしています。

潮は多少澄み気味でしたし、船から5mくらいのところではアタリの出方はかなり悪くなるような感触かな。

なので、その時々の感覚次第なのですが、大概は船から7、8mくらいのところまで仕掛けが戻ったら、回収して再投入していましたね。


8時半に20尾、9時に30尾。

やはり、10尾/30分のペースです。

こんなモンなのかなぁ~

もうちょっとペースを上げたいんだけど・・・


 シロギスのサイズは15cm前後級がメインで、ポツリと18cm級が釣れるってところですね。

やや小型主体ではあるけど、ピンサイズではないので、OKだと思います。


な~んと、タチウオが釣れちゃいました。

70cm弱級だから、指3本サイズかな。

これまで、シロギス釣りで何回かタチウオが食ってきたことはあったけど、取り込んだのは初めてですね。


他に、20cm前後のアジがポツポツと釣れます。

あとは、たまにチビショウサイも釣れましたね。


胴突きの感触は悪くないです。

魚がいれば、食ってくるって感じなので、OKでしょう。

ただ、明確なアタリが出ることは少なくて、ステイ中に微小なアタリが感知できるか、あるいは聞き上げで食い込んでいるアタリが出るということが多いです。

潮が緩いので、若干ハリスが弛み気味なのでしょう。

ハリス長を詰めようかとも思いましたが、掛け損じは少なく釣れているので、そのままでやってます。


誘いは、いつも通りにリフト&フォールだけ。

細かい誘いは入れず、アタリで掛からない時に少し緩めるアクションを入れるくらいです。

ステイはやや短めでOKでした。

ステイはゼロテンション。

この時期にマイナステンションはほとんど使いません。


9時を過ぎた頃から、10尾/20分くらいにペースアップできてきました。

少しだけ風が吹いてきて、ヨコタ流し気味に船が動くようになってきたからかな。


9:40に50尾に到達。

このペースなら、苦労することなく、束釣りができそうです。


ドカーンと大型が釣れました!

外道だと思ったら、シロギスだったのでビックリ!

帰宅してから測ったら(メジャーを持参していなかった)、25.2cmだったので、釣った直後に測ったら、25.5cmはあったと思います。


良い食いは順調に続いて、11:50に1束に到達。

途中、バックラッシュして、ちょっとロスタイムを作ってしまったのは失策でした。


前回の釣行では束釣りをクリアしてから、少し流し気味にしちゃいましたが、今回は最後まで頑張りますよ~

翌日はフリーな休日なので、たくさん釣ってもOKですから(笑)

1束半を目指しましょ~


小型のホウボウが一荷で釣れました。

写真だけ撮って、リリースしましたよ。


昼頃から、そよそよと南西風が吹き始めたので、船はスパンカーを立ててのエンジン流しに変わりました。

こうなると、ミヨシ突っ込みの流しになって、私の釣り座は潮先の絶好ポジションになります。

船のやや前方にキャストして、やや抱え込みの状況になることもあってか、アタリの出方がかなり鈍く感じるようになったので、ハリス長を30cmに詰めてみます。

結果、感触は良好でしたね。


潮先のアドバンテージもあって、順調に釣果を伸ばせています。

やはり、魚がいるところに船が入るとバタバタっと釣れて、それを過ぎるとアタリが出なくなってしまうパターンが多いです。

でも、長い時間、アタリが出ないということはないので、ノンストレスで釣れ続けています。


13時に130尾。

残り1時間、久しぶりの1束半超えが見えてきました。


13:45に150尾、1束半をクリアしました。

もう十分とは思ったのですが、最後にバリっと食いが立って、一荷、一荷の連続・・・

こりゃ、最後まで頑張るしかありませんな(笑)


そんなこんなで、14時ちょうどに沖上がりのアナウンスが出されました。

1日、真剣に釣って、ちょっと疲れたけど、楽しかった~


最終釣果は、シロギス 163尾(11~25.2cm)になりました。

15、16cm前後が主体でしたが、18cm超のまずまずサイズも20尾くらい入りましたね。

20cm超は3尾だけでした。

外道は、20cm前後のアジ13尾、67cmのタチウオ1尾、チビ~小型のショウサイフグ4尾、小型のホウボウ2尾。

船中釣果は、21~163尾とのことでした。


〈釣行メモ〉 (令和4年7月18日(月・祝) シロギス釣り 於:江戸川放水路「高常遊船」)

【潮 汐】 満潮7:15、干潮14:06(中潮)
【潮 色】 薄濁り → やや濁り
【天 候】 〔天気〕くもり後晴れ、〔風〕南寄り弱風 → 南西8mくらい
【釣り場】 木更津沖(水深7mくらい)  
【釣り座】 左舷ミヨシ(乗船者15名)
【タックル】〔竿〕リアランサー湾フグ180、〔リール〕メタニウムDC-XG → アルデバランMg7(レフトハンドル)、〔道糸〕PE0.6号
【仕掛け】胴突き2本針仕掛け(ハリス1.2号(上下とも)35cm、ハリス間隔42cm、捨て糸10cm → ハリス1.2剛(上下とも)30cm、ハリス間隔37cm、捨て糸8cm)、針:競技キスSP8号、オモリ12号
【釣 果】 シロギス 163尾(11~25.2cm)
【船中釣果】21〜163尾