根岸丸からの餌木スミイカ釣行です。

この日が根岸丸勇樹船長の餌木スミイカ船のラスト出船なので、これが今期の最後の釣行ということになりますね。

今シーズンは釣行回数8回。

例年に増して、新餌木も新調してしまって、それを試したくて、釣行回数も多くなっちゃいましたね。

でも、イカの感性が理解できず、ハズレ餌木が多かったような気もします。(苦笑)


乗船者は9名。

釣り座は左舷のど真ん中の胴の間に取りました。

直前に予約キャンセルが出て、ミヨシの釣り座が空いたので、勇樹船長はそちらに移ることを勧めてくれたのですが、風予報が微妙だったので、そのままの釣り座で釣ることにしました。

胴の間で餌木の実力を試したいという思惑もありましたしね。

結果的には、餌木はハマらず、ミヨシが潮先になる時間が長かったので、移った方が釣果は良かったでしょうね。


今回の新兵器、墨族の三角天秤。

ハリスの絡みを防ぎ、アタリも増幅するという売り文句に飛びついてしまいました。

しかし、結果は・・・

勇樹船長も最初のうちは好意的に見てくれていたようですが、最後はダメ出しされ、フツーの中オモリを使うことに・・・(トホホ~)


木更津沖でスタートしました。

これは勇樹船長のインスピレーション。

この日は、操舵室の下に座っているので、勇樹船長の釣り場選択の理論(能書き)などを聞きながら釣るのも楽しかったですね。


勇樹船長の思惑では釣れるハズの木更津沖でしたが、残念ながら、船中1杯しか釣れず、早々に中ノ瀬に移動となりました。

まあ、こういうこともありますな。

来シーズンはスミイカがいるかどうかの確認のために、水中カメラとかを備えた方が良いかもしれませんね。(毒)


中ノ瀬はタコ混じりでボチボチとスミイカも釣れましたね。(私は釣れませんでしたが)

釣れるタコはテナガダコ。

マダコとは生息域が微妙に違うようです。

食味は悪くないと思うのですが、ちょっとグロいイメージがあるので、嬉しい外道じゃないですね。


私はテナガダコが1杯釣れましたが、スミイカはなかなか釣れてくれません。

餌木はケイムラ系をメインにいろいろ試していますが、ダメですね。

前回乗った餌木も、この日はすぐに結果が出ず、我慢できずに替えてしまうという、危ういパターンになっちゃっています。


中盤に入って、上げ潮に変わり、船前方が潮先になりましたが、不利な条件の船後方のメンバーが優勢な展開です。

前に座る常連のM君、O田さん、そして私、3人揃って、イカをスルーさせているようでは情けないですね。


昼近くになって、周りではポツリポツリと型を見て、な~んと、ボウズは私だけになってしまったようです。

勇樹船長は「び~こさんが最後まで残ってしまうなんて、珍しいですね」などと、嬉しそうに憎まれ口を叩いてきます。

内心穏やかではないので、少々ムカついていましたが、現実なので、ショウガナイですね。


餌木は色々と試していますが、どれも不発です。

本命の餌木は隣のO田さんがずっと使っているので、同じ餌木は使えないですしね。


スミイカが釣れないまま、ヒットしたのは、ホウボウでした。

これを見た勇樹船長・・・「び~こさん、その天秤、ダメだと思いますよ。周りがイカを釣っているに、び~こさんだけ魚を釣っているんだから、きっと何かダメなんですよ」

私も不信感が出てきたこともあって、ここは素直に天秤からフツーの中オモリに替えることにします。(でも、この天秤、また試しますよ)

O田さんが本命餌木をチェンジするというので(O田さんも、ここまで1杯しか釣れていませんでしたしね)、私がその本命餌木を使うことにして、再開です。

すると・・・ ↓ ↓

スミイカが釣れちゃいました~

13:30、ようやくボウズを脱出です。

いや~、ホッと一安心ですねぇ~

も~、どうでもイイやとか思ったりもしていたけど、やっぱり船中唯一のボウズは嫌ですもんね。

それにしても、天秤から中オモリに替えた途端に釣れるとは・・・

ほらね・・・という顔をしている勇樹船長が憎たらしいですなぁ。


何とか、ボウズは逃れたものの、その後はまた間が空いてしまいます。

胴の間釣り座なので、餌木を少し目立たせようかと、本命餌木の3号を使ってみると、乗りました~

でも、重量感は無いっす。

それでも、釣れたのはスミイカっ。

200g級のこの時期の最小サイズでした。

しかし、餌木を大きくして、小さいイカが乗るっていうのもねぇ・・・(でも、そういうことって、結構あるように思います)


2杯釣ったあと、まだ時間は残っていましたが、残念ながら、その後は釣れず・・・

最後まで、盛り上がりは作れなったですね。


釣果は、スミイカ 2杯(200~300g級)。

外道は、ホウボウ1尾(30cm)、テナガダコ1杯(200g級)。

船中釣果は1~8杯とのことでした。


今シーズン最後の餌木スミイカでしたが、餌木は当たらず、新兵器も外しちゃって、ちょっとズッコケ気味の釣りになっちゃいましたね。

折角、勇樹船長がキャンセルで空いた四隅の釣り座を勧めてくれたのに、それを断ってしまう消極的な姿勢もイケマセン。


今シーズンの餌木スミイカは、8回釣行して、ベスト釣果は10杯、竿頭は2回でした。

撃沈釣果も何度かあって、もう少し何とかしたかったような。

また、来シーズン、頑張りますよ~

新兵器の餌木、もう予約してあるしね。(笑)


今回の餌木君達です。

ここまで出番がなかった3号の餌木も何本か使いました。

イカが多くないシーズンは小さめの餌木の方が好結果になるように思えて、今シーズンは2~2.5号の餌木ばかり使っていましたからね。


餌木スミイカが終わって、これからはアオリイカ釣りにも行かなくちゃいけません。

それと、シロギス釣り。

勇樹船長船もシロギスでの出船になりますし、いよいよ、今週末にチーム一鱚一遊の競技会もスタートしますしね。


〈釣行メモ〉 (令和2年12月13 日(日) 餌木スミイカ釣り 於:磯子「根岸丸」)

【潮 汐】 干潮9:42、満潮15:09(大潮)
【潮 色】 やや澄み
【天 候】 〔天気〕晴れ後曇り、〔風〕北寄り2~5mくらい
【釣り場】 木更津沖~中の瀬(水深20m前後)
【釣り座】 左舷胴の間〔乗船者9名〕
【タックル】〔竿〕メタリア湾フグ180、〔リール〕アルデバラン51(レフトハンドル) 、〔道糸〕PE0.8号
【仕掛け】中オモリ15号、ハリス3号1.5m。餌木は2.5号 or 3号各種。
【釣 果】 スミイカ 2杯(200~300g級)
【船中釣果】1~8杯