この3連休は風予報に翻弄された週末でした。

中日の日曜日、午後からは強風予報でしたが、午前中は風は弱そうなので、半日の午前船に乗ってきましたよ。


久々に横浜の新山下の船宿にやって来ました。

朝方、以前に根岸丸で船長&中乗りをやっていたD君に会えたのは良かったです。

D君、今はここの某船宿で船長をやっているそうな。

元気そうで、何よりでした。


打木屋のシロギスの午前船に乗船です。

シロギスは12月までお休みのつもりでしたが、スミイカの食材があるので、一緒に天ぷらで食べたいと思って、行きたくなっちゃいました。

シロギス釣行は9月以来ですね。


打木屋のシロギス釣りと言えば、ホロ苦い想い出があります。

もう40年近く前、沖釣りを始めたばかりの頃、打木屋で初めて落ちギスの釣りを経験したのですが、ナイロン糸を巻いたリールしか持参していなくて、まともな釣りができなかったんです。

当時はまだPE素材のラインは発売されていなくて、伸びの少ないラインはテトロンだったと思うのですが、その時はシロギス釣りは浅場の釣りしか経験がなくて、ナイロン糸で釣るもんだと思っていたんですよね。

船上で船長がナイロンの糸では釣りにならないと教えてくれたのですが、その時の言い方が優しかった記憶もあります。

そういう時に厳しい言葉で言われちゃったら、その船宿には行きたくなくなっちゃいますもんね。


打木屋といえば、クニさんですね。

クニさんのHP「クニ工房」の釣り日誌は毎回楽しみに見ています。

この日はアジ釣りの中乗りで乗船していたようですが、出船前や帰港後は乗船場で乗船者に気配りの利いた手助けをされていましたね。

出船前、挨拶だけさせてもらいました。


乗船者は18名くらい。

釣り座は左舷トモに取りました。

7時出船、11時に沖上がりでしたので、実釣時間は約3時間半でしたね。


ベイブリッジの下を通って、東京湾に出ます。

横浜出船の風景もイイもんですね。


釣り場は木更津沖の20mダチでした。

昨シーズンと同じ海域でしたね。

今シーズンの落ちギスもこのエリアがメインになるのかな?


仕掛けは胴突きにしました。

天秤仕掛けも持参していて、試してみようかと思ったりもしていたのですが、胴突きの方が良いような感触があったので、そのまま通してしまいましたね。


1投目から強めの引きが到来して、良型のシロギスかと思ったら、18cm級のマダイでした。

昨シーズン~今春にチビマダイが結構釣れたけど、それが成長しているみたいですね。


2投目に本命のシロギスが釣れてくれました。

早めに型が見れたので、期待感が高まりましたが、その後はポツリポツリというアタリの出方でしたね。


シロギスのサイズは18cm級主体で20cm級も入って、まずまずという感じでした。

15cm以下の小型は1割くらいだけでしたね。


小型のマダイは針を飲み込んでしまった数尾だけキープしました。

15cmを超えるマダイはシロギスより良い引きをしますね。

コンコンと小気味良く引くのは小マダイで、重量感ある手応えはイシモチで、外道の方が引き味はあります。(笑)


シロギスが釣れるペースは10尾/1時間くらい。

ほぼ想定通りのペースです。


まだ水温が高めなので、魚の活性自体は高いようで、餌の食い込みも悪くはないですし、引きも弱くはないです。

ただ、アタリが散発的で、バリっいう食い方をしないのは、魚が固まっていないからでしょうか。

魚がいるところに仕掛けが入れば、アタリは出る感触はあるので、キャストして点々と探って、アタリを拾うような感じかな。

1尾でも釣れたら、そのポイントをイメージして再投入。

ポジション的には潮尻なので、キャストしないと勝負にならない感触でしたね。


魚へのアピール度を意図して、餌は若干大きめに付けているので、アタリを感知してから一呼吸置いてからゆっくり聞きアワセしていくような釣り方がメインでしたが、食いが立つタイミングでは、アタリですぐにアワセにいってもOKでした。


2時間くらい経過した頃、パックンチョばかり釣れてしまう状況になってしまいました。

少しでもパックンチョを避けようと、捨て糸が少し長い(15cm)仕掛け(1本針)に替えてみますが、効果は無く、延々30分くらいはパックンチョばかり釣っていましたね。

この時は潮の流れが止まってしまったのだろうと思っていましたが、たまたまパックンチョが多い筋に当たっただけだったみたいです。

移動したら、またシロギスが釣れ始めましたもん。(笑)


残り時間は約1時間。

ここまで、約20尾の途中経過です。

パックンチョばかり釣れて、シロギスはバッタリと釣れなくなったので、もう諦めかけていたら、ナンノナンノ、シロギスがバタバタと釣れ始めました。

シロギスのいる筋に当たれば、シロギスは釣れるんですね。

ほぼ入れ食いで、7、8連発するシーンもあって、釣果は上昇。

出船前に目標としていた30尾もクリアできました。


最終盤はまた少しアタリが止まってしまいましたが、満足気分で沖上がりになりましたね。


最終釣果は、13~21cmのシロギス 34尾でした。

外道は、イシモチ3尾(25~28cmくらい)、小型のマダイ10尾くらい(13~18cmくらい)、パックンチョ10尾くらい。

船中釣果は?~34尾?・・・・船長から釣果は聞かれなかったけど、HP釣果はトップ24尾になっていました。(大らかでヨロシイ・・・笑)


2カ月振りのシロギス釣り、楽しかったですよ。

根岸丸の勇樹船長が餌木スミイカで出船する期間はシロギスはオフにしちゃうことが多いけど、やっぱり、シロギス釣りは面白いや。


〈釣行メモ〉 (令和2年11月22日(日) シロギス釣り(午前船) 於:新山下「打木屋」)

【潮 汐】 満潮11:37(小潮)
【潮 色】 薄濁り
【天 候】 〔天気〕晴れ、〔風〕北寄り3mくらい → ほぼ無風
【釣り場】 木更津沖(水深20mくらい)  
【釣り座】 左舷トモ(乗船者18名くらい)
【タックル】〔竿〕リアランサーX 湾フグ180、〔リール〕メタニウムDCXG(レフトハンドル)、〔道糸〕PE0.6号
【仕掛け】胴突き2本針(ハリス1.2号35~40cm、ハリス間隔45cm、捨て糸10cm) → 胴突き1本針(ハリス1.2号35cm、捨て糸15cm)、針キスSP8号、オモリ15号
【釣 果】 シロギス 34尾(13~21cm)
【船中釣果】?〜34尾?