ご訪問ありがとうございます
ピアノを弾いていて
手が痛くなったことはありませんか?
私自身、かつて
腱鞘炎で辛い思いをしていました。
ピアノはとても繊細な楽器です。
同じ一音でも
やわらかくもなり鋭くもなる。
そしてそれは
弾く人の身体にも
同じことが起こります。
腱鞘炎になった原因は
おそらく
弾き方だけではありません。
練習量だけでもありません。
当時の私の性格も
大きく関係していたと思います。
その頃の私は
指先の一点に意識をむけ
指の付け根をしっかり出す
弾き方をしていました。
この奏法は
一般的なものだと思います。
ただそれに加えて
「練習が足りないんだ」
「練習の仕方が悪いんだ」
「もっと脱力できるはず」
そんな気持ちで、
楽器のことなど考えもせず
自分の体を酷使し
さらには
ずっと自分を責めながら
ピアノを弾いていました
今思えば、
自分の手にもピアノにも
心にも
負担をかけていました。
真面目な人ほど
音を、自分を
“コントロールしよう”とします。
でも本当は、
コントロールしようとするほど、
音は硬くなり、
身体はこわばっていくのかもしれません。
もしあの頃、
もっと小さな力で、
もっと軽やかに
触れることを知っていたら。
結果は違っていたと思います。
たくさん練習することよりも、
どんなふうに触れているか。
それは、
音のためだけではなく、
自分の身体と、
大切なピアノを守るためにも、
とても大事なことです。












