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先日、

激しい曲を弾く機会がありました。

スピードもエネルギーも必要な曲です。

 

 

でも実際には

鍵盤を深く押し込んだり、
 

力で叩きつけたりしていたわけでは

ありません。

 

 

むしろ必要だったのは、

 

 

浅く触れる感覚と

 

手や指を

無理にコントロールしようとせず、

 

ただ“楽しむ”ことでした。

 

 

激しさやスピード感のある演奏は、

“力の量”によって生まれるのではなく、

 

 

むしろ、

解放された身体と心から、

自然に立ち上がってくるもののような

気がします。

 

 

解放されると

手が勝手に動くのです。

 

 

考えるより先に、

音のほうから
流れ出してくるような感覚があります。

 

 

だからこそ、

無理に押さえつけないことは、

 

 

繊細な音のためだけではなく、

速さや迫力を生み出すためにも、
とても大切なことなのだと思います。