ぱすてるの非公式ブログ

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マルチクリエイター ぱすてるのブログ 

ようこそおいでくださいました。
はないろ工房の”非公式"なブログです。
しばしお付き合いいだだければ幸いです。

自宅は市の南端なので、甲骨文講座の会場は市内循環バスでぐるりと回り、ほぼ反対端。
1時間ほどかかりますが、乗り換えなしで行けるのでそれは助かります。
循環バスでなければ乗り換えをして、もっと短時間で行けるのだけど
暑すぎるので、乗り換えなしを選択。
乗っている間は涼しいしオーディブルで本を聴いていればいいので、
もう暑いのはごめんだわ。

前回の講座は先生のお話が止まらず、2時間のうち45分しか書く時間がありませんでした。
今回はお話が30分程度で終わり、それでは・・となったので
やったー!今日は書く時間がある!
と思ったのです。
けどね。

 



自宅で書いてきたものがある方は添削しますと仰り、一人ずつ、
でも他の方が書いたものも参考になるので・・と
全員で添削の様子を見ることになりました。
一人一人丁寧な添削で、説明も・・・やっぱ長い。

沢山書いてきた方は10枚以上見せていて・・・そりゃ
見てもらいたい気持ちは理解はできるけど、ある程度は自分で選んで来てよ~
って思っちゃった。

5.6人目で私も2枚出しました。
途端に先生、黙っちゃった。
え!なんで?? あんなにしゃべっていたのに・・?

暫し沈黙の後
この「月光」は、「甲骨文」と言うよりは「金文」になっちゃうね、という説明。



「金文」と言うのは、私もついこの間まで知らなかったけど、
例の字典に説明が載っていたので、初めて知りました。

「青銅器に鋳込まれた、あるいは刻み込まれた文字」
で、骨や甲羅に彫られた甲骨文とは成り立ちが違うので、
その特性から、もう少し丸みを帯びた字形になり
「金文書道」といってまた別物らしいです。

先生の教本には載っていない言葉だったので、なにか他の本から臨書したと

思われたのかも知れません。

なるほど、彫った文字で曲線は難しく、もっと直線的になるはずです。
二枚目に見て頂いたのも良い所、注意点などを説明していただきましたが、
1枚目の「月光」はちょっと黒板に貼っておいてください、と。

 

私の他にも、貼り出されたかたが・・ 

悪い見本?と言うか・・他の方の参考に。
ってことになりました。
トホホ・・

その後も他の方の添削を見ていて、ふと気が付いたら11時45分。
あら~~!あと15分じゃん

今から墨汁出すのも・・・・
って事で、今回は全く書く時間はありませんでしたとさ。

 

 

 

帰りは乗り換えをして、途中で買い物をして帰るつもりでしたが
バスに乗っている間に真っ黒な雲が迫っていて、凄い稲光も。
まだお昼なのに今から雷さま?予報出てたっけ?


乗り換えの駅に着いたら雨がパラパラ降り始めました。
バスの中で東京アメッシュ(雨雲レーダーみたいなアプリ)を確認しておいたので
丁度買い物をしている間に降るだろうという予測が大当たり。
乗り継ぎ時間の20分ほどで買い物を済ませ、出てきたらもう空は明るくなっていた。

そこからバスを乗り換えて、自宅に着いた時には完全に晴れ上がり
相方君に、スゴイ雨だったけど濡れなかったの?と聞かれたけど
「まったく、No problem!の無問題」

雨の予報が出ている時でも、移動する時には降っていない事が多く
やっぱり私晴れ女でした。


 

日曜は水彩画教室でした。
この日も暑く、お休みの方が3人。
お一人は来る途中で具合が悪くなったらしく、この暑さではさもありなん。
私は徒歩5分なのですが、それでも日差しが強くて日傘さしていきましたよ。

先生が先月持って行ったワインの瓶を描きなさい、と。
え~!まだ描ける気がしません、といったものの・・・
ついに描くことに。

以前の用紙を使い切ったので用紙がF6サイズになって、ほぼ倍のサイズ。
それもあってか、先月の教室で描いてから何となく気後れして
1枚落書きの様に描いたのみで、暫く描けていませんでした。
初めの頃は何も考えずに、楽しい~って描いていたけど
少し考えるようになったら、描くのに小さい勇気が必要になった。
この状態で描けるのだろうか??

ちょっと不安。

 

鬼百合とほおずきが一緒に生けられていて、ほおずきは描きたかったので
ちょっと無理やり画面に入れましたが、鬼百合は省きました。

 


いざ描いてみると、用紙サイズは全然気にならなくなって
ワイン瓶がほぼ原寸で描けるのでむしろ楽です。
難しかったけど、なんとかかんとか・・・
右下に可愛いトマトも入れましたよ。
朝早く畑に行って採って来たと言って、おつまみに出して下さった物ですが。

 

 

時間いっぱいで描いたのですが、出来てみるとやっぱり瓶のプロポーションが少し変かも。
時間を使って下書きしたつもりでしたけどね~。
右の空間が気になると言われ、ほおずきを自宅で描き足しましたが
今見るともう少し上で良かったと思います。
トマトも転がってる感がないなぁ。


ちゃんと遠目で見ることもしないと。
難しいですね。

姉妹のラインに送ったら、妹は涼し気な感じと言ってくれて
そう言われればそうかもと思ったので、まあ良しとします。



そうそう、先月頂いてきたアジサイの挿し穂は全て失敗!
やっぱりすぐに挿し穂にしないとダメだったのかも。

そうは思いつつ、今回も戴いてきたウツギを挿し穂にするか
暫く眺めるか、迷っています。


 

関東は梅雨明けをして、またまた灼熱の日々に戻りました。
朝からガンガン陽が照り付ける中、昨日はワイヤー教室でした。

出かけるのが億劫になるくらいの暑さなのに、遠くから来てくれる生徒さんもいて、
なんなら私が一番近い所に住んでいるので、みんな偉いなぁ~と思ってしまいます。
暑かったからという訳ではないのですが、昨日私はピアスと革のコサージュだけしか
着けて行かなかったけど、全員ちゃんと今まで作ったネックレスなどを着けて来ていて、
しかもみんな似合っていたので、ちょっと感心しました。
写真に撮ればよかったな~。

 



生徒さんは今6人なのですが、今月は仕事の都合でお休みの人がいるので、昨日は5人でした。
入った時期がバラバラだし、カリキュラムに従って自分のペースで作品を仕上げていくので
全員違った作品を作っています。
なので、6人と言うのはもう見てあげられる限界に近い人数で、
カルチャーの方にはあと一人なら受けられるけど、それ以上は無理ですと言ってあります。
2時間、ずっと生徒さんの間を回り座ることはないので、私の机はありません。
頭でレシピを切り替えて教えていくので結構疲れます。

 
サンプルを見ながら

カリキュラムに組み込んでレシピを作ってあるのは100点くらいありますが
そこまで作り終えたら一通りのことは出来るようになっているはずなので
その後は自分のデザインで作品を作ってもらいます。
過去のレシピにアレンジを加えたり、全く独自のデザインで作るのも自由です。

 

 

 

ラフスケッチを描いてもらい、それをどうやって形にしていくかをアドバイスします。
ワイヤーの特性も考慮し、ワイヤーの太さや硬さも選んで作りますが
どうしても難しいデザインもあります。
どこまでがワイヤーで可能なのかを自分で確認し、試行錯誤しながら作るのも
大切なレッスンになります。

 
自分の好きな石を選んで


レシピを見ながらなんとか作れてしまう人もいれば、一つ一つ確認しながら慎重に作る人、

色合わせが苦手な人、ワイヤーを3Dで考えるのが苦手な人、

ラフスケッチが苦手で描きたくない人・・上手にアレンジを考えてくる人。
それぞれに個性があって、弱点を補完できるように教えているつもりですけど
私が勉強させてもらう事もあります。

 

みんな長く通ってくれていますが、お歳を召して目が限界って辞めた人もいるし、
体験なども入れると、今まで教えた人数は100人くらいにはなるかな?
私も目が辛くなる事があるので、あとどのくらい教えられるのか判らないですが・・
教えるのは楽しいので、出来るだけ長く続けられたらいいな。

 

 

 
好みでワイヤーの色を変えてもOK


ある意味、ライバルを養成している訳でもあるのですが・・

独自の技法で作っている物もあるので、それを受け継いで行ってくれたら
嬉しいなと思うのだけど。
どうでしょうね?



 

枕元の置時計、今使っている物はデジタルの電波時計。
勝手に時間を合わせてくれるのでいいのですが、液晶が・・。
左側の縦線が表示されなくなってしまいました。

 

割に早くダメになったよ


コレだと5.6と8.9はそれぞれ同じ表示になり、判別できない。
明け方目が覚めてしまった時、5時なのか6時なのか?
6時半を過ぎていれば、ちょっと早いけど起きてもいいかなと思うのだけど
5時半だともうちょっと寝ようと思う。
起き上がって他の時計で確認するのも面倒だし明るさや周りの状況で判断するけど・・
困った時計じゃ。

これの前に使っていたのはちょっとオシャレな三角柱の木製風のデジタルアラームで、
西暦年月日、曜日、温度、湿度を切り替えて表示できるもので、表示が見やすいし、
音と振動に反応して点灯、15秒ほどで消灯する設定に出来るので
LEDのあの嫌な目を刺すような光がないのも気に入っていました。
ただ、電波時計ではなかったし、中華製です。

 

 


捨てずにおいてあった

そのうち気が付いたら15分くらい遅れていて、直そうとしたのだけど

日本語の取説がなく、図の所だけでなんとか理解できないか

色々試しては見たのだけど・・諦めました。
でも、何となく捨ててはいなかった。

 


図解だけで理解しようとしたけど・・・


仕方ないので別の部屋にあった電波時計を持ってきて使っていましたが
いよいよ新しい物を買わなくては・・となった時、
中国語の取説をグーグルレンズで翻訳できれば使えるかも、と
写真に撮って翻訳を掛けてみました。
あんまり期待はしない方がいいかなと思っていたけれど・・


変な日本語になってない


なかなか良くないですか?
まあ、変な所はあるけど理解できる日本語です。

元々の説明文のせいか判りにくい所はあったけど、とにかく時間が合わせられれば

今後狂ってきた時にも修正できるしね。
時間は勿論だけど、エアコン使う時に温度・湿度は度々確認するので
見やすくて助かります。


現役復帰します

グーグルレンズさん、ありがとう。
役に立ってるよ~~。
翻訳機能は最初からついていたんだっけ?
今までは花の名前を調べたり、商品を検索したりで使っていましたが
翻訳機能が付いたのはそんな前ではない気がする。

私が気が付かなかっただけかなぁ~?

まあ、いずれにしても助かりました。
今回は新しい時計を買わなくて済み、明日の朝早く目が覚めても
時間がちゃんとわかるよ。

日本語の取説がないことは度々あるし、これでいちいちWebで探さなくても
ナントカなります。

 

 

 

甲骨文字講座の3回目。

そろそろ本格的に文字を書くことになるのだろうと、意気込んで行きました。

やっぱり先生のお話が・・・。

開講10分前くらいからお話が始まって、

30分程度で終わればいいなと思っていたのですが
そうは問屋が・・・おろさねぇ~


沢山伝えたいことがあるのは判りますが、早く書きたい~。
私はちょっとイライラしていたのだけど、他の方は平気だったのかなぁ?
やっと書き始めたのは終了45分前でした。
次回はもっと早くから書きたいな~。

 

 

一年間で作品を作り、展示するという目的があるので、講座の時間だけではとても無理です。
作品は和歌や俳句、詩、漢文など自由に好きな文字を書いてもいいらしいので、
何を書くか選ばないといけません。

 

最初に思いついたのは、コクトーの堀口大学訳詩

「私の耳は貝の殻、海の響きを懐かしむ」ですが、

すべての漢字に甲骨文字がある訳ではなくて、現存しているのは発見されたものだけです。

無いものは当て字で、文字を拾って来て揃えることになり

長文になれば文字を探すために絶対字典がほしい。
まず字典を探して買い、久々に辞書を引くという作業をしました。

 

一つの漢字に何種類もの文字があります

「私の耳は貝の殻 海の響きを懐かしむ」は、例えば
「和田史野耳葉貝廼殻 海野比美癸尾懐可糸夢」と表すことが出来ます。
これを甲骨文字に直すと



んん、ん!
ふへぇ~~ めちゃ可愛いくないですか?
けど、いきなりこれを作品として書けるかな?
まあ練習次第鴨。ですが、なかなか大変鴨。

もうちょっと短い二言、四言くらいの物も探したい。
字典の他にも小学校の時通っていたお習字の小川先生(甲骨文字への興味はこの方が切掛です)の書法の本も手に入れていて、それにも幾つも作品例が載っている。

 

 

夏と秋が・・・バッタとコオロギ?!

 

 

「代」の字がないの~

 

しかし、できれば自分で探した言葉を書いてみたい。

と思ったら、ブロ友さんが載せていた国木田独歩の「武蔵野」の文章が素敵だったので、

kindleで入手して読みました。
もうビックリするくらい美しい日本語。珠玉の文章です。

国木田独歩を今まで読んだことがなかったのを後悔するくらい。


その中から幾つか気に入った言葉を選び出して、同じように甲骨文字変換。
「落葉浮流」「月光落水」「星斗闌干」「大空白雲」




「落」と言う文字がなくて「羅句」になってしまうのは残念。

どれもシンプルで楽しい造形ですね。
幾つか書きたい文字を見つけて置いて、どれを選んで書くのかは
これから先生と相談して・・と言うことになるのでしょうね。

拾いだした文字をちょっと筆で書いてみました。

つい現代書道の筆使いになってしまいそうになるし、
形をなぞるだけなら簡単ですが、単純な線から複雑な形まで、

どう作品に昇華するのかはとても難しい。今の正直な思いです。
でも、なかなか楽しい時間となるのに違いありません。



これじゃただの落書きだ