群馬・太田ツーリング Part4 | 生涯旅人の徒然日記

生涯旅人の徒然日記

気の向くまま走るバイクツーリングが好きです

群馬県太田市を巡る今回のツーリングですが、最後に訪れたのは「歴史の里 三日月村」です。

 

ここは今回の旅でもっともディープなスポットですので、閲覧はご注意ください(*^-^*)。

 

太田市北部の藪塚温泉へ向かうと、ジャパン・スネークセンターの隣にこの施設がありました。

 

 

山の中腹までバイクで行けますが、駐車場が有料(600円)なので頑張って下から登りましょう。

 

江戸時代の田舎を再現しているとのことで、この時点でちょっとワクワクしてきますね。

 

しばらく歩いていくと、やっと入り口らしき場所までたどり着くことが出来ました。

 

 

江戸時代の関所のような門があって、この先は入場料(660円)がかかるようです。

 

村内では今のお金が使えないらしく、専用の古銭だけが使用できるルールみたいです。

 

1文が100円で換金できるのですが、もちろん余ったら帰りに換金できるそうです。

 

 

入り口から少し歩くと、「かかわりーな」という無料の木枯し紋次郎記念館がありました。

 

「あっしには関わりのねぇことでござんす」という名言でも知られている木枯らし紋次郎。

 

それをもじって「かかわりーな」という名前にしたのでしょうか。早速入ってみましょう。

 

 

館内は「木枯し紋次郎ゾーン」と作者である「笹川先生ゾーン」のふたつに分かれています。


笹沢左保先生が小説を執筆した部室の再現や、小説、さらには映像で当時の様子を楽しめます。

 

木枯し紋次郎の映像や音声が常時流れているので、賑やかな感じがする場所になっています。

 

 

「木枯し紋次郎」は、股旅物時代小説であり、テレビドラマ化、映画化された作品です。

 

1972年からフジテレビ系列で放映された市川崑監督、中村敦夫主演のテレビドラマは、

 

視聴率30%を超える人気となり、紋次郎グッズが売り出されるほどブームとなりました。

 

 

木枯し紋次郎記念館のあとは、有料のアトラクションエリアへやってきました。

 

ここには3つのアトラクション(不可思議土蔵、洞窟怪異現洞、絡繰屋敷)があります。

 

絡繰屋敷は、中の部屋には色々仕掛けがしてあり、まるで迷路のようになっています。

 

 

洞窟怪異現洞は、暗黒の洞窟を謎を解きながら地底へ向かって進んでいくアトラクションです。


不可思議土蔵は、その名の通り不思議な感覚を体感できる屋敷で、室内が斜めになっており、

 

真っ直ぐには歩けず、平衡感覚が狂いみんな前のめりになって歩いてしまいます。
 

 

こちらが不可思議土蔵の入り口ですが、写真で見るとものすごく傾いているのがわかりますね。

 

私は中をのぞいただけで、平衡感覚が壊れて、気持ち悪くなってしまいました(*^-^*)。

 

元気な子供たちは大丈夫みたいですが、大人たちは一緒に中に居られなさそうです。

 

 

さらに山道を奥へと進んでみることにしましょう。途中には傾いた建物があったり老朽化が

 

進んでます。そして道は狭いのですが、一応舗装はしてあるので、歩きにくくはありません。

 

本当の山の中なので、建物の傷みも早いのでしょうね。さらに先へと歩いて見ましょう。

 

 

アトラクションエリアから、急な坂道を下っていくと道端にお地蔵様がいたりします。

 

その先には、萱吹屋根の人家が見えてきました。この風景は江戸時代の旅人気分になれますね。

 

さて、あの家には何が待ち受けているのでしょうか。さっそく向かって見ることにしましょう。

 

 

家の中に江戸時代の旅人らしき姿が確認できます。障子には何か文字が書かれていますね。

 

以前はパーク内の道路が未舗装でしたが、ある来園客が「雨の日に道がぬかるんで靴が汚れる」

 

という苦情を申し立てたためアスファルトで舗装されたそうです。

 

 

よく見ると家の中にいたのは木枯し紋次郎でした。この家は紋次郎の生家と言うことです。

 

何か仕掛けでもあるのかなと見回してみたのですが、特にこれと言ったものはなさそうです。

 

「土足厳禁」とありますが、ちょっと靴を脱いで中ヘ入るのは気が引けてやめときました。

 

 

さらに先には宿場?のような場所に出ますが、それぞれの建物の老朽化が激しく、人もいない

 

ので、まるで廃村のように見えますね。出来た当時はもっときれいな家並みだったのでしょう。

 

もう少し奥の方まで道は続いているので、そのまま宿場を通り抜けていくことにします。

 

 

そして奥にはお茶屋とお土産を売っている店があって、古銭でお買い物ができるようです。

 

東南アジア系とおぼしき外国人観光客の皆様が、楽しそうにお茶を飲んでいました。

 

インバウンドの影響は、この三日月村にまで波及してきているのですね(*^-^*)。

 

 

お土産屋さんを眺めて、そしてその先に進めば、そこには村の神社がありました。

 

神社の鳥居だけが真新しく深紅に塗られていて、あたりでは一番目立っています。

 

ご利益不明ですが、せっかくここまで来たので、お参りをしていくことにしましょう。

 

 

そして再び山道を戻ることにしますが、途中にある家の2階に人影が確認できます。

 

老朽化が進む建物と対照的に、派手な着物を着た女性のように見え、怪しさが増してきます。

 

旅人が利用していた宿と言う設定のようですが、この女性は芸者さんでしょうか。

 


 

建物の全体像が写せる場所があったので、アングルを変えて撮影してみました。

 

「御旅籠」の看板があるので、宿には違いないのですが、中に入れるのか気になりますね。

 

それでは旅籠の入り口のほうまで、山道を下って行ってみましょう。

 

 

入り口には、いきなりDV?のような光景がひろがっていました。お侍さんの手には刀も

 

握られていて、ちょっとヤバそうなので、この先に立ち入るのはヤメておきます(*^-^*)。

 

2階の女性の安否が気になりますが、ここは見なかったことにして先に進みましょう。

 

 

隣の馬小屋をのぞくと、目玉の飛びだした白馬が居ました。先ほどの光景以上にびっくりです。

 

そのあと、早足でバイクの駐輪場所まで戻ったのは言うまでもありません(#^.^#)。

 

この三日月村が、かなりディープなスポットであることは、伝わりましたでしょうか。

 


今回のレポートは、ここまでで終了です。
 

最後まで閲覧いただきまして、ありがとうございます。
また次回お会いしましょう。

ではおやすみなさい(^^)。


 

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