志賀草津高原ツーリング Part4 | 生涯旅人の徒然日記

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気の向くまま走るバイクツーリングが好きです

炎天下の週末に、涼しさを求めて志賀草津道路を走って涼しさを堪能しました。

 

標高2172mの渋峠から1800mの万座温泉まで下り、万座しぜん情報館を見学します。

 

そして志賀草津道路を群馬側へ下り、標高1200mの草津温泉まで戻ってきました。

 

 

草津温泉のシンボルである、大量の温泉が湧き出る「湯畑」を見学しましょう。

 

明治時代まで決まった名前はなく、湯池などと呼ばれていたそうです。

 

湯畑から湧き出たお湯は熱すぎるので、空気に触れさせ冷ますため湯樋に入れます。

 

 

水を加えないから成分も薄まらないため、草津温泉ならではの高い効能が保たれます。


油分を含む松は腐食に強いので、樋は樹齢80年の岩手県産赤松製が使われています。

 

釘は強酸性のお湯に溶けてしまうので、ここの樋は木材を組んで造られています。

 

 

冷えたアイスを食べながら、湯畑を見学した後は、R292を長野原方面へ走ります。

 

そして六合からはK55へと道を変えて、暮坂峠を目指してバイクを走らせます。

 

やがて標高1,086mの暮坂峠へとたどり着きました。気温計は31℃を示しています。

 

 

ここにはお洒落なカフェと、若山牧水の牧水詩碑&歌碑が設置されています。

 

若山牧水は、1899年宮崎県生まれ。暮坂峠へは、1922年10月20日に、

 

花敷温泉から四万温泉へ向う途中におとずれ、歌を詠んでいます。

 

 

暮坂峠を後にして、県道を中之条方面へ走っていけば、旧大岩学校があります。

 

旧大岩学校は、明治はじめの学制発布に伴い、大岩地区に建てられた校舎です。

 

当時の姿が現存するのはめずらしく、中之条町の重要文化財に指定されています。

 

 

旧大岩学校は、明治13年から新校舎が完成する1954年まで使われていました。

 

1922年には、若山牧水が暮坂峠から沢渡へ行く途中、この校庭で遊ぶ子どもの様子

 

を見て歌を読み、それを刻んだ歌碑が庭の一角にあります。

 

 

県道をさらに東へと走ると、沢渡温泉にある「晩釣せせらぎ公園」へ着きました。

 

沢渡ゆかりの蘭学者・高野長英が、お忍びで釣りを楽しんだことからその名が

 

つけられたという沢渡川の晩釣橋のふもとにある静かな公園です。
 

 

中之条からはR353をひたすら東へと走りますが、気温は35度を越えてきました。

 

渋川市街を通り過ぎて、その先は少し遠回りをする国道をショートカットしました。

 

再びR353へと合流したら、「富士見温泉 見晴らしの湯 ふれあい館」で休憩します。

 

 

地元産の「うんまい牛乳」に、見切り品で安売りされていた大福を購入します。

 

そして道の駅のテラスで、気持ち良い風に当たりながらおやつを食べました。

 

ひなたでは暑くていられませんが、テラスの下は意外と涼しく過ごせます。

 



日が傾き出したので、休憩もほどほどに、さらにR353を東へと走り出します。

 

そして最後に立ち寄ったスポットが「道の駅 ぐりーんふらわー牧場・大胡」です。

 

雄大な赤城山をバックに、前橋市街地も一望できる、大変眺めの良い場所です。

 

 

この公園は桜の名所で、牛やポニー、羊などの動物ともふれあうことができます。

 

道を挟んで「花木農産物直売所 さんぽ道」と「レストハウス まきば」があります。

 

ここにはアスレチックや滑り台、バンガロー、バーベキュー施設などがありました。

 

 

この後は無事に帰宅となりましたが、酷暑予報の一日を涼しく走ることが出来ました。

 

やはりこの季節は、山の上の景色と涼しさを求めてバイクで走るのが良いですね。

 

今回のツーレポはいかがでしたでしょうか。皆様の旅のお役に立てれば幸いです。

 

 

今回のレポートは、ここまでで終了です。


最後まで閲覧いただきまして、ありがとうございます。
また次回お会いしましょう。

ではおやすみなさい(^^)。
 

 

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