群馬県の中之条町から、八ッ場ダムや草津温泉を経由して、志賀草津道路を走ります。
下界では最高気温が37℃との予報で、一刻も早く涼しい高原へと向かいました。
そしてヘアピンカーブの途中に駐車場と展望所があったので立ち寄ってみます。
草津温泉側の平野を見下ろし、遠くに群馬・新潟県境の山々を遠望できました。
そして山頂付近まで来ると「湯釜」へと登る入口とレストハウスが見えてきました。
しかし白根山の噴火警戒レベルが高いため、ここへは立ち入りができませんでした。
ちなみに標高2,160mの白根山頂にある火口湖を「湯釜」と呼びます。
湖水はエメラルドグリーン色をしていて、白い山肌とのコントラストが神秘的です。
「湯釜」は見れませんでしたが、このルートは走っているだけで気分が良くなります。
白根山頂をぐるりと迂回するように走ると、右手にこじんまりした駐車場が現れます。
車が4・5台しか駐車できないので、タイミングが悪いと通り過ぎることになります。
私はバイクだったので、ちょっとした隙間に駐輪させてもらいました(^^)/。
ここには「日本国道最高地点 標高2,172m」と記された石碑が建っていました。
眺めも抜群で、眼下に広がる高原の風景の中に、先程走ってきた道が伸びています。
さすがに2000mから眺める青空は、遮るものがないため、いつもより広く見えます。
さらに道を先へと進めば、群馬と長野の県境である「渋峠」へとたどり着きます。
道路上にあった気温計は、なんと21℃を表示していて、下界より16℃も低いです。
ここから渋峠ロマンスリフトの乗れば、標高2307mの横手山頂まで登れます。
往復2000円とお高いですが、キツイ登山をすることなく2307mまで登れますよ。
また県境には「渋峠ホテル」があって、予約すればここに宿泊することもできます。
暑い日が続きますので、こんな涼しい場所に1日中いられたら快適ですよね。
しばし渋峠で涼み終えたら、来た道を戻って途中から万座温泉方面へと右折します。
つづら折れの道を下れば、硫黄の香りが漂う万座温泉の建物が見えてきました。
万座温泉でも標高1800mもあるので、こちらも十分に涼しさを堪能できますよ。
万座温泉の泉質である「酸性硫黄泉」は、日本一の硫黄濃度の良泉質を誇ります。
強い殺菌力を持っているため、皮膚疾患に高い効用があると言われています。
また冷え性や関節リウマチ、不眠症、高血圧などの病が適応症として挙げられます。
万座温泉には「万座しぜん情報館」という施設があるので、見学していきましょう。
万座や 草津エリアの自然や地形などの展示があり、周辺情報も収集できます。
この日は「さわれる毛皮&頭骨」ということで、タヌキなどの毛皮がありました。
奥に進むと 万座周辺のジオラマ展示が見られ、 万座温泉の地形などが見られます。
また白根山の火山活動で生まれた池、湿原、湯釜などもジオラマ展示されています。
さらに火山がもたらしてくれた豊かな自然や地層などについても学ぶことができます。
万座・ 草津白根山の周辺にはかつて様々な鉱山があり、この地に住む人たちの生活の
様子や湿地帯の野生動物、生態系、地下水に住む生物などの展示もありました。
無料で見学できるのですが、綺麗で快適な施設なので、おススメしておきます。
※Part4へ続きます。
今日はここまでで終了です。
最後まで閲覧いただきまして、ありがとうございます。
また次回お会いしましょう。
ではおやすみなさい(^^)。
【本日のルート】クリックするとGoogleMapが開きます。