関東5県境巡り Part3 | 生涯旅人の徒然日記

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気の向くまま走るバイクツーリングが好きです

東京と神奈川を除く関東5県を巡る今回の旅ですが、いよいよ終盤へと入ります。

 

埼玉⇒茨城⇒千葉⇒埼玉⇒茨城⇒埼玉と目まぐるしく県境を越えてきました。

 

そして埼玉大橋からK9で群馬へと入り、「谷中村・渡良瀬遊水地タワー」へ来ました。

 

 

ここは栃木県のようで、展望台の景色を堪能して、さらに「鷹見台」へ向かいます。

 

途中「新赤麻橋」で渡良瀬川を渡りますが、ここからの眺めもなかなか良いです。

 

ちょっと釧路湿原のような雰囲気で、まるで北海道に来たような錯覚にも陥ります。

 

 

橋を渡れば「鷹見台」へと到着しますが、ここからの遊水池の眺めも素晴らしいです。

 

だいぶ青空が広がってきたので、朝の遊水池の景色よりも見晴らしが良くなりました。

 

良く見ると北側に「コウノトリ人工巣塔」があって、コウノトリの姿も確認できます。

 

 

「鷹見台」から少し戻って、遊水池内の道を北上、藤岡渡良瀬運動公園まで走ります。

 

この先に「栃木市渡良瀬遊水地ハートランド城」があるので、見学していきます。

 

ちょっとメルヘンチックな建物で、入るとハート形の飾りがお出迎えしてくれました。

 

 

ここは混雑してなくて、無料で利用できるため、休憩がてら立ち寄ることができます。

 

もしはじめて渡良瀬遊水地を訪れる方は、ここで事前学習すると良いかと思います。

 

遊水地の解説がパネルにてわかりやすく書かれているので、理解しやすいですよ。

 

 

「渡良瀬遊水地には鉄道があった」みたいな、興味深いタイトルでまとめてあります。

 

解説も短い文章で簡潔に書かれていて、とても工夫されていることがわかります。

 

スタッフの方のご努力で、こんなに素晴らしい展示が見れるのは、とても感謝です。

 

 

そして3階は、360度を見渡せる展望台になっていて、無料の望遠鏡があります。

 

ちなみに渡良瀬遊水地はダム扱いとのことで、ダムカードが発行されています。

 

ダムマニアの方は、見逃しがちなスポットだと思うので、お気をつけてください。

 

 

ここは眺めもすこぶる良くて、素敵な飾りつけで、さらに楽しさが倍増しました。

 

そんなハートランド城をそろそろ出て、次の場所へと向かうことにしましょう。

 

続いてはK11で渡良瀬川を渡って、藤岡の街の北側へとやってきました。

 

 

藤岡文化会館が見えてきますが、その奥に「栃木市藤岡歴史民俗資料館」があります。

 

ハートランド城にここの案内チラシが貼ってあったので、ついでに来てみました。

 

それがなかったら、なかなか気づかなかったかもしれません。本当に奇遇です。

 

 

入館料は無料で、藤岡地域の歴史・民俗等について収集した資料を展示しています。

 

藤岡神社遺跡から出土した縄文時代の埋葬された犬の骨をはじめ、市内で唯一の

 

銅鏡(山王寺大桝塚古墳出土品)や篠山貝塚の貝の土層も見ることができます。

 

 

沼沢の漁業の道具や旧谷中村の資料も展示され、この地域の歴史と文化が学べます。

 

また、足尾鉱毒問題に尽力した田中正造に関する資料も、多数展示されていました。

 

それにしても無料ながらこちらも、コンパクトに展示がまとめられていましたよ。

 

 

そして藤岡文化会館の敷地内には、田中正造の立派な銅像が建てられています。

 

最後に偉人の像を眺めながら、今回の5県境を巡る旅は終わりとなりました。

 

いくつかのスポットをご紹介しましたので、皆様の旅のお役に立てればと思います。

 


今回のレポートは、ここまでで終了です。
 

最後まで閲覧いただきまして、ありがとうございます。
また次回お会いしましょう。

ではおやすみなさい(^^)。

 

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