東北ツーリング2日目も、津軽半島から下北半島へ渡って、すでに終盤へ突入です。
R336で大間崎へ向かうも、脇野沢~野平の間で崩落の危険があり通行止めでした。
やむなく、むつ方面へ走ることにして、しばし脇野沢港を散策してみます。
フェリーが出航してしまうと、車や人影はなくなって、少し寂しい感じになります。
港の広場に変わったオブジェがあったのですが、何を表しているのでしょうか。
ちっと見る角度を変えてみたら、むつ湾の海をバックに、波のように見えました。
大間崎経由では時間的に忙しかったのですが、走行距離が減って余裕が出来ました。
海を見ながら川内港まで走ると、港湾環境緑地なる公園があるので立ち寄ります。
海が間近の公園で、複合遊具のほか健康器具もあり、散歩の方が見受けられます。
むつ湾にはマイワシやカタクチイワシなどを追ってカマイルカが回遊してきます。
そのため、むつ湾内におけるイルカウォッチングも行われているみたいです。
またホタテの養殖や、ナマコ、ホヤ、ヒラメなどの漁場にもなっているとのことです。
むつ市の大湊地区へ入ると、「海上自衛隊 大湊航空基地 第25航空隊」があります。
大湊基地は津軽海峡防備のため、1902年に旧海軍の大湊水雷団として開庁しました。
砂嘴に囲まれた軍港であり、港湾の南西部に、大湊航空基地が整備されています。
敷地内へは入れませんが、基地の入口に2台のヘリコプターが飾られていました。
現役を退いた機体なのかわかりませんが、近くで見ると迫力ありますね。
門に入る前にあったので、近くまで行って、記念写真を撮ることが出来ました。
かつては大湊地方隊隷下の「大湊航空隊」でしたが、海上自衛隊部隊再編に伴い、
「大湊航空隊」は第21航空群隷下に編入され「第25航空隊」に改編されたそうです。
第25航空隊に配備されている機体は哨戒ヘリコプターSH-60J及びSH-60Kです。
大湊は、明治35年の旧海軍大湊水雷団の開庁以来、要港として急速に変遷します。
そして終戦後は海上自衛隊大湊地方隊が設置され、北の防衛の要となっています。
明治時代からの海軍施設が点在し、「北の防人大湊」として整備されていました。
そんな施設をいくつか巡ることとしますが、まずは「弐番館」へと立ち寄ってみます。
「弐番館」は、大正4年に旧海軍大湊要港部の士官官舎として建設されました。
現在は、市の有形文化財に指定されて、文化活動や交流が出来る施設となってます。
続いて、高台にある駐車場までバイクで移動して、「海望館」へと入ってみました。
海抜55mの展望台からは、陸奥湾や、八甲田山系から尻屋崎方面まで見渡せます。
また、美しい芦崎(砂嘴)や芦崎湾に停泊する海上自衛隊の艦艇も一望できます。
次に見学したのは「安渡館」で、実在した旧海軍大湊要港部庁舎をイメージしてます。
嬉しいことに入館は無料で、内装・外装ともに明治・大正期を感じさせる施設です。
館内には、オリジナルグッズなどの販売コーナーや交流室もあります。
日も沈み出したので、むつ市内で買い出しと食事を済ませてホテルへ向かいます。
今日も良く走ったので、ゆっくり湯船につかって、1日の疲れを癒します。
そして風呂上がりのレモンサワーをいただき、本日は早めに就寝となりました。
※Part12へ続きます。
今日はここまでで終了です。
最後まで閲覧いただきまして、ありがとうございます。
また次回お会いしましょう。
ではおやすみなさい(^^)。
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