桜の花を見るために、東北道の那須ICから福島県の中通りを北上していきます。
白河市の南湖公園で桜を堪能した後は、K139を経由して泉崎村へ向かいます。
そしてやってきたのが昌建寺で、お目当ては巨大なしだれ桜を見ることです。
駐車場にバイクを停めると、境内にお寺を覆うほどの大きなしだれ桜がありました。
この桜の木の樹齢は230年ともいわれ、古くからお寺を訪れる人を見守ってきました。
一時期、弱って枯れてしまう状態になりましたが、回復作業によって復活しました。
2007年には、村を代表する名木として、村の天然記念物として指定されました。
泉崎村には、色々な桜が約3000本あり、特に昌建寺・常願寺のしだれ桜が有名です。
やはり青空の下のしだれ桜の花は、とても迫力があって、見応え十分でした。
続いてK133からK288などを繋いで走り、やがて鏡石町までやってきました。
ここでは「鏡石町歴史民俗資料館」へと立ち寄ってみることにしましょう。
さっそく受付に見学を申し出ると、年配の女性が案内をしてくれました。
鏡石町歴史民俗資料館は2015年に開館した、まだ比較的新しい施設です。
古民具や古農具などを中心とした、鏡石町の成り立ちに係る資料を展示しています。
もちろん嬉しいことに入館料は無料となっているので、安心してお立ち寄りください。
案内をしていただいた年配のスタッフの方が、丁寧に提示物を説明してくれました。
そして見学を終えると、コーヒーでも飲んでいけばと声をかけてくださいました。
とてもアットホームな資料館で、ゆっくりくつろげる素敵な場所でした。
そろそろ資料館を後にして、K63からK141を北上して、郡山方面へと向かいます。
途中に立派な桜の木が見えたので、道を外れてちょっと寄り道してみました。
しだれ桜ではないのですが、大きくて立派なソメイヨシノの木が満開になっています。
ここは須賀川市の昭和公園という場所で、故神尾茂顕彰碑が建立されています。
神尾茂氏は日中友好に尽力した人で、公園のある下小山田地区の出身だそうです。
GoogleMapにも表示されなかった公園ですが、桜の木はとても立派ですよ。
日中友好桜の後はK141を北上し、R49へと突き当たるので右折して国道を進みます。
そして、すぐにK144へと左折して、三春町方面へとバイクを走らせました。
さらにK65からK40と乗り継いで、「五斗蒔田の桜」へとたどり着きます。
小高い丘の上に咲く樹齢約150年のしだれ桜で、三春滝桜の子孫と考えられています。
ここは藩政時代、馬の産地として知られており、近くには馬頭観音が祀られてます。
この桜は、エドヒガン枝垂れ桜で、丘の上のビーナスと呼ばれるそうです。
K40を北上して、県道沿いにある「延命地蔵尊・紅枝垂地蔵桜」へと移動します。
「はなもも回廊」も様々な花が咲き競っていたので、そちらも歩いて見ました。
「はなもも回廊」は急坂があるので、ちょっと疲れますが、綺麗な風景が見れます。
紅枝垂地蔵桜は、三春滝桜の娘桜と言われている樹齢400年のしだれ桜です。
三春滝桜と比べると花の色が鮮やかな紅色で、枝振りも見事で美しいです。
折れないように所々につっかえ棒がされていて、桜の下には地蔵堂がありました。
次は本命の「三春の滝桜」を見ようかとK40を進みますが、大渋滞に遭遇します。
さくら湖の手前のK144との合流から、滝桜方面がほとんど動かずに停まっています。
たどり着くのに相当な時間がかかりそうなので、残念ですが諦めることにします。
さくら湖に架かる春田大橋の駐車場から滝桜方面を眺めますが、混雑していますね。
後日談ですが、無料のシャトルバスが出ているので、それを利用したほうが良いです。
バスは通行規制中の路線を走るため、スムースに移動できるとのことでした。
※Part3へ続きます。
今日はここまでで終了です。
最後まで閲覧いただきまして、ありがとうございます。
また次回お会いしましょう。
ではおやすみなさい(^^)。
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