春の上州高崎ツーリング Part3 | 生涯旅人の徒然日記

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気の向くまま走るバイクツーリングが好きです

山名八幡宮や七輿山古墳などを巡って、群馬県立歴史博物館までやってきました。

 

さすが県立の施設だけあってとても立派で、展示内容も質が高くて充実しています。

 

各年代別に整理された展示になっていて、模型や写真を使った解説も丁寧です。

 

 

館内の撮影はフラッシュを焚かなければほぼOKで、展示物も見ごたえがあります。

 

とても説明しきれないぐらい豊富な展示内容なので、300円は絶対にお得ですよ。

 

じっくり見て行ったら、それなりに時間がかかることも覚悟してくださいね。

 

 

終盤は近代産業の展示となりますが、こちらも面白い展示が多数あります。

 

さすがスバルの工場がある群馬県ですから、スバル360も展示されていました。

 

この施設はとても満足して、見学を終えることが出来ました(^_-)-☆

 

 

さて続いては、本殿が国の重要文化財に指定されている「玉村八幡宮」 へ移動します。

 

駐車場へと入る途中にある「随神門」は1865年の建造で、入母屋造楼門です。

 

大工は越後国の浅野喜内藤原長正、彫物師は武蔵国の小林槽次郎榮次郎とのことです。

 

 

玉村八幡宮は、1195年鎌倉幕府初代将軍源頼朝が上野奉行安達藤九郎盛長に命じ、


鎌倉の鶴岡八幡宮の分霊を玉村町に勧請したことが創始の起源と伝えられています。

開運招福、一門繁栄を願う武家の尊崇を集め、玉村宿の鎮守社として信仰されました。
 

 

かつて、神社の参道には一の鳥居から本殿に至るまで長い敷石が続いていました。

 

その間少しも崩れておらず、整然としていて、それは見事なものだったそうです。

 

現在は随神門から狛犬まで残っていますが、誰が敷石を寄進したのかはわかりません。

 

 

玉村八幡神社本殿は、室町時代の建築様式を遺す建造物として国指定重要文化財です。

 

拝殿は、本殿と繋がっていて、祭典やご祈願などで氏子崇敬者が参拝する建造物です。

 

この他にも入母屋造の神楽殿がありますが、1800年頃の建造とのことでした。

 


 

「玉村八幡宮」への参拝を済ませて、続いては「玉村町 歴史資料館」へ移動します。

 

そしてバイクを駐車場に停めさせていただき、資料館へと徒歩で向かいます。

 

資料館は玉村町文化センターの2階にあり、
入館無料で写真撮影もOKとのことです。

 

 

常設展示室には日向例幣使街道と玉村町をテーマに江戸時代に宿場として栄えた

 

玉村町の様子が歴史資料とともに映像を使ってわかりやすく紹介してくれます。

 

江戸時代に宿場として栄えた玉村町の姿や、それまでの歴史を学べます。

 

 

入館すると、玉村町の歴史や文化財を紹介するべく誕生したキャラクターがいました。
 

おたまちゃんは、茶屋の看板娘でお花とお団子好き、玉村町の歴史にくわしいです。
 

たつながさまは、京都から来た日光例幣使で、玉村町の歴史に興味津々とのことです。


 

江戸時代に宿場として栄えた玉村町の歴史を資料や映像などで紹介しています。

 

特に県重文の小泉大塚越3号古墳・小泉長塚1号古墳石室出土品は必見ですよ。

 

また、幕末の一級資料「三右衛門日記」についても見逃さないでください。

 

 

敷地内に、角渕にあった古墳の石室を移築した「玉村町第15号古墳石室」もあります。

 

さらに季節ごとに企画展・体験学習会・歴史講座なども開催するみたいです。

 

無料とは言え、地域にゆかりのある展示物が目を惹く、穴場的な資料館でした。

 

 

その後はR354を東へと走って帰宅となり、今回のツーリングは終わりとなります。

 

春の上州路は、桜の花はもちろんのこと、歴史的な見どころが満載なエリアでした。

 

まだまだ見れていないスポットがありそうなので、後程再訪してみたいと思います。

 


今回のレポートは、ここまでで終了です。
 

最後まで閲覧いただきまして、ありがとうございます。
また次回お会いしましょう。

ではおやすみなさい(^^)。
 

 

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