ぶらり埼玉途中下車の旅 Part1 | 生涯旅人の徒然日記

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気の向くまま走るバイクツーリングが好きです

だいぶ春めいてきた3月の週末、渡良瀬遊水地から埼玉北部を巡りたいと思います。

 

今回はショートコースをこまめに回るので、せろおくんと一緒に走ることにしました。

 

野焼きの行われた後で、黒焦げになった遊水池の景色を見ながらスタートです。

 

 

渡良瀬川の土手には、黄色い菜の花がたくさん咲いていて、まさに春の景色です。

 

遊水地を後にして、K9の三国橋で渡良瀬川を渡り、古河市街へと進みます。

 

せっかくなので古河市内で、まだ訪れてない場所にも行ってみることにします。

 

 

そしてやってきたのが、旧古河城出城跡に作られた「古河歴史博物館」です。

 

吉田桂二によって設計されたこの建物は、日本建築学会賞を受賞しています。

 

さっそく入館料300円を支払って、館内を見学することにしましょう。

 

 

鷹見泉石や河口家関連の医史学資料など、古賀藩ゆかりの資料等を展示しています。

 

またこのときは、日本の洋画家である兵藤和夫の作品展示も行っていました。

 

残念ながら館内展示の撮影はNGとのことでしたので、外観のみ掲載しておきます。

 

 

洋学に造詣が深かった古河藩家老・鷹見泉石が遺した資料をみることができました。

 

当時のオランダ地図や世界地図・日本地図・古河藩領内図などの古地図は必見です。

 

ちなみに本館入口に展示してあるオランダ製のストリートオルガンは撮影OKでした。

 

 

博物館を後にして、古河公方公園の桃まつりに行こうとしましたが、渋滞に遭遇です。

 

桃まつりは断念して、利根川を渡って久喜市へと入り、吉田家水塚へやってきました。

 

ここはいつも公開しているわけでなく、たまたまこの日は公開日でした。

 

 

水塚とは、洪水に備えて敷地内の一部を盛土した塚、またその上に建てた建物です。

 

利根川をはじめ大小の河川に囲まれた栗橋地区で最も多くの水塚を確認できます。

 

吉田家水塚もその1つで、日光道中栗橋宿内の商家吉田家の敷地内に築かれました。


 

大谷石で囲まれた塚の上には、江戸時代末期の建築と推定される「大蔵」があります。

 

そして、明治37年の梁墨書を有する「向う蔵」の2つの蔵が建ち並んでいます。

 

蔵内1階部分では栗橋地区の歴史や民俗に関する展示があり、無料で見学できます。

 

 

水塚の見学も終え、K316からK152へとたどって、「権現堂堤」へとやってきました。

 

ここは幸手市国府間にあり、埼玉県内はもとより関東地方でも有数の桜の名所です。

 

残念ながらこのとき、桜並木の花はまだでしたが、菜の花が咲いていました。

 

 

桜はソメイヨシノで、4月上旬が見ごろですが、近年は開花時期が早まっています。

 

桜が開花すると、堤下の菜の花とともにピンクと黄色のコントラストが見れます。

 

菜の花畑も広大なので、こちらだけでも十分に見ごたえがありますよ。


 

堤下には他にも全国から集められた様々な種類の桜が植樹されていました。

 

その中には早咲きの河津桜もありましたので、こちらとのコラボを楽しみます。

 

ソメイヨシノが咲き出すと、駐車場に停めるのも大変なくらい混雑するので注意です。

 

 

桜と菜の花を楽しんだ後は、K371を東へ進んで、お昼ご飯を食べることにします。

 

県道沿いにあった「ラーメンショップ椿 木立店」さんに立ち寄ってみましょう。

 

かなり混雑していましたが、ラッキーにもカウンターに座ることができました。

 

 

初めてのお店なので、ここはスタンダードに醤油ラーメンで攻めたいと思います。

 

細めな低加水ストレート麺が、豚骨醤油に背脂のスープとよく絡んで美味しいです。

 

ラーメンショップのファンが多いのもうなずける一品でした。ご馳走さまでした💓

 


※Part2へ続きます。

今日はここまでで終了です。
最後まで閲覧いただきまして、ありがとうございます。
また次回お会いしましょう。

ではおやすみなさい(^^)。

 

 

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