ドーピングと糖尿病!?
さて、ちょ~っと久しぶりの記事の最初に来るのはこの写真。チーム・サウニエルデュバルのリカルド・リッコの白いScott Addict。
この写真、実は昨年のサイクルモード2007の会場で撮影したもの。「若者」という漢字デザインが微妙に新鮮な第一級のレーシングバイクの写真のはずだが、今ここでこの写真を出すというのはちょっと別の意味になってしまう…。
そう、このリカルド・リッコ選手は2008年8月現在、どこのチームにも属していないし、おそらく今後2年間ほどはプロのレースを走ることはないだろう。さらに、この「サウニエル・デュバル」というチーム名も実はもう地球上に存在していない。
ご存知の方も多いと思うが、ツール・ド・フランスのピレネーのステージで鮮烈なアタックを決め、ステージ優勝まで手にしたリッコ。ツール期間中に第三世代EPOとやらのドーピングが発覚し、即座にチームをクビになってしまった。さらには、チーム自体がツール・ド・フランスから撤退。事態はそれだけに留まらず、このチームのスポンサー、サウニエル・デュバル社もスポンサー契約の即時打ち切りを発表、一夜にしてこのチームは解体!という最悪の事態を招いてしまったのだ!
あぁ、なんという悲劇!
リッコは後に、ドーピングしていたことを自らも認めた模様。なんでも、ジロ・デ・イタリアで疲れきっていて、その後出場しない予定だったはずのツール・ド・フランスに急遽出場が決まり、やむなくEPOに手を出した…ということらしい。
このことについては、どこまでが真実で、このことがどこまで“悪い事”なのか、私は的確に判断するための材料を持たないが、いずれにせよ、またもや“ドーピング事件”という名の不幸に巻き込まれた人々が数多く出てしまった模様…。(特にツールドフランスは毎年こうなる…去年のヴィノクロフや一昨年のランディスなど挙げればキリがない)
さらには、ドーピング検査で陽性になったわけでもないのに、同チームの山岳スペシャリスト、ピエポリまでクビになってしまった。おそらく誰かをかばったような発言をしたのだろうが、これもかなりの悲劇だ…。
ちなみにこのチームには後日スポンサーが新たに付いたようで、チームとしての存続的には安泰なようだ。それだけが唯一の救いか…。新チーム名は「スコット・アメリカンビーフ」。食材の名前が非常に新鮮だ。今後の巻き返しを期待したい。
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という、いわゆる自転車時事ネタをちらと書いてみた。
で、私としてはまずは第一のツッコミどころとして、リッコの自転車のセッティングを挙げたい。
写真をよ~く見てもらえるとわかるが、このハンドル位置の低さは完全に異常とも呼べるレベルに達している!
短めのヘッドチューブに、限界まで短くカットされたフォークコラム。さらには通常よりも角度が大きくほぼ水平になったリッチーのステム。そこからクラシックタイプのハンドルバーはさらに下へのラインを描く。
もし一般人レベルのライダーだったら十数キロ乗っただけでネを上げそうな“拷問”セッティングと言って良い。私も以前と比べたらハンドル位置は“低く・遠く”なったが、さすがにここまでは相当修行を積んでもできそうもない。さすがはプロのセッティングだ。
第二のツッコミどころとしては、ドーピングについてだ。
その「第三世代EPO」というヤツ、実際問題どのくらい効き目があるのだろう?
ちょっと気持ち足が良く回るなぁ…くらいのレベルなのか、それともまるで“別人”と化すほどの劇薬的な効果があるのか…??? このあたりはちょっと(ちょっとだけだけど…)興味がある。
まぁ、おそらく機会はないとは思うが、その効果を検証する!? なんていうのはブログネタとしては面白いだろうなぁ…。(とちょっとひとり言)
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で、ドーピングと言えば、糖尿病関連のことについてもちらと触れておいても良いかもしれない。
もちろんドーピングとは全く関連はないが、糖尿病と診断された人によく処方される薬に「アマリール」というのがある。
これは、いわゆる“血糖降下剤”と呼ばれるもののようで、強制的に血糖値を下げる働きがある薬だ。
私の場合は、2005年の夏に糖尿病と診断されてから、この薬を処方され、しばらくの間服用し続けた。実際にこの薬の効き目は抜群で、服用しはじめてから数週間ほどで、のどの乾きや頻尿といった症状が圧倒的に軽くなりはじめた。
もちろんこれはこの薬の“ドーピング効果”(コトバは適切でないかもしれないけど…)で症状が緩和されただけなので、その時点では“ニセモノの健康”でしかないわけだが、こうしたクスリには大いに助けられた記憶がある。だから、そういった薬の助けを借りる…というのはいつも悪いことであるとは限らないのだ。
だから思うのだ。もしも本当に効果的で、しかも健康に害がない“良質のドーピング剤”、いやいや“元気増進剤”があるのなら、それをうまく利用できないものかと…。そうすればサイクリングももっと楽しくなるかもしれない…。
2年前にA子と河口湖に自転車で行った際 に、A子は完全にグロッキーとなり、ノックアウト寸前だった。この時にもし、彼女の元気を数倍にさせる“精力剤”があったら、きっとその旅はもっとラクなものになったろう…。
2週間ほど前に、bugaluさんやオムアリさんらと成木峠に行ったが、そのとき、オムアリさんは峠の途中で足がつってしまって、登坂不能になってしまった。このときに、足がつらないようにする効果的な“つり緩和剤”があれば、きっと彼女は頂上に到達することができたろう…。(私はちぎられてしまったかもしれないけれど…)
このあたりの効果的な栄養素の摂り方に関してはまだまだ勉強する余地がありそうだ。(こんなことを書いているからと言って、ドーピングを推奨しているのではないので、くれぐれも誤解なきよう!)
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ちょっととりとめのない話になってしまった。
次回は、いよいよ街乗り用ロードバイクのお話。さてさて我が家には一体何が来るのだ???
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