「自転車組み立て」という名のぼうけんがはじまる!
---序章---
気温は摂氏20度弱か、自転車という名のメタボ解消マシーンに乗るにはまさにちょうど良い気温。
天候は晴れ。どんなに出不精な怠け者でも外出したくなってしまうような、とても気持ちの良いとある秋の日の午後、私は愛車を連れだってちょっとした「ミニサイクリング」に出かけるべく、ビンディングシューズの留め金を締め、いそいそとマンションの玄関を出た。
今日は空気も澄んでいる。
気持ちいい!
昨日の夜更かしからちょっと寝過ぎてしまって、貴重な午前中の時間は無駄にしてしまったが、まだまだ秋の太陽は実に爽やかだ。
こんな天候の中、クルマもほとんどいないあの田舎道をこの愛車で走ったら本当に気持ち良いだろうな。そうだ。あの比較的傾斜のゆるやかな峠に行ってみようか。かなりのスピードで登れるだろうな…。
そうそう、申し遅れたが、「この愛車」とは、とあるアメリカ系自転車メーカーの「ハイエンド車」のこと。カーボンとアルミのハイブリッド極太フレームを持つ、非常に剛性の高い、良く走る軽量ロードバイクのことだ。
年式的には必ずしも最新ではないが、そのフレームは新品だし、私にとって不足のあるものではない。一説によると「重量級」向きとも言われるそのフレームは、今私の目の前で秋の日差しを浴びてピカピカと輝いている。
もちろん人前ではそんなことはしないが、思わず頬ずりしたくなってしまうほど、ちょっと愛おしく感じるのはいったい何という感情なのだろうか。私はおかしいのだろうか…?
も、もしかしたら、それは「愛」というもの…?
いや、そんなことはここでは重要ではない。今日は気持ち良い秋の日のサイクリング。
私は自宅前の幹線道路の交通状況を確かめ、サドルにまたがり右足のペダリングから一気にダンシングで加速、ロードバイクならではの時速35km/hのクルージングを楽しむ…はずだった。
と、そのとき、私は異変に気づいた!
サドルにまたがったはいいが、右足の感触が違う。何かとてつもなく重要なものがそこにない!あるはずのものがそこにない!!ク、クランクが……。
あ、あれっ? そ、それにハンドルにブレーキブラケットが付いていないゾ!
よ、よく見るとバーテープだって巻かれてないし、そ、それにチェーンすら装着されてない!
な、なんということ。
そして、ふと、私は我に帰った。
いくら新車を外に連れ出す最初の日だからと言って、そこまで舞い上がるとは……。
まだこの自転車、組み立てが全然終わってないじゃん! ハンドルとホイールを仮組みで付けてみただけじゃん!!
そう、「自転車組み立て」という名の“ぼうけん”は、まだほんのプロローグにすら到達していなかったのだ。私は自らの性急さを恥じた。
+---+---+---+---+---+---+
というわけで、(長い前置き失礼しました。)はじめて外に出た「キャノンデール・システムシックスくん」。近所の公園で写真を撮ってみたので、早速アップしてみる。
コレ、まさに2009年11月7日のシステムシックスくん。実は単なる仮組み状態。ハンドルもシートポストもサドルもホイールもぜ~んぶ「ピナレロ君」からの借り物。だから別にMOstのホイールで行こうというわけではないのは、賢明なあなたならおそらく瞬時に理解できるだろう。
超極太ヘッドチューブまわり。実はコレ、結構気に入っているポイント。クロモリのスレンダーなフレームももちろんそれなりに美しいが、まさにその真逆にある感じの超ファットヘッドチューブ&ステムというのもなかなかオツなモノだ。私程度の体重にはおそらくびくともしない感じの“強さ感”が頼もしい。
そしてこれがいわゆる「砂時計型シートステイ」というヤツ。今さらシステムシックスの技術的特長をここで一生懸命説明するのも微妙に滑稽な気がしないでもないが、もうここまで書いてしまったので、一応完結させておく。アルミなのに乗り心地を良くするための工夫とか。実際にどうだかは、組み上がったらおのずとわかるはず。果たしてその乗り心地は全部カーボンのロードバイクに勝てるのか!?
というわけで、“空をまだ飛べないひな鳥”のような状態のシステムシックスくん。まずは…そうだなぁ、ハンドル、ホイールあたりから行ってみるかぁ…。
次回は「第一章 目指せレベル1!」かな?
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気温は摂氏20度弱か、自転車という名のメタボ解消マシーンに乗るにはまさにちょうど良い気温。
天候は晴れ。どんなに出不精な怠け者でも外出したくなってしまうような、とても気持ちの良いとある秋の日の午後、私は愛車を連れだってちょっとした「ミニサイクリング」に出かけるべく、ビンディングシューズの留め金を締め、いそいそとマンションの玄関を出た。
今日は空気も澄んでいる。
気持ちいい!
昨日の夜更かしからちょっと寝過ぎてしまって、貴重な午前中の時間は無駄にしてしまったが、まだまだ秋の太陽は実に爽やかだ。
こんな天候の中、クルマもほとんどいないあの田舎道をこの愛車で走ったら本当に気持ち良いだろうな。そうだ。あの比較的傾斜のゆるやかな峠に行ってみようか。かなりのスピードで登れるだろうな…。
そうそう、申し遅れたが、「この愛車」とは、とあるアメリカ系自転車メーカーの「ハイエンド車」のこと。カーボンとアルミのハイブリッド極太フレームを持つ、非常に剛性の高い、良く走る軽量ロードバイクのことだ。
年式的には必ずしも最新ではないが、そのフレームは新品だし、私にとって不足のあるものではない。一説によると「重量級」向きとも言われるそのフレームは、今私の目の前で秋の日差しを浴びてピカピカと輝いている。
もちろん人前ではそんなことはしないが、思わず頬ずりしたくなってしまうほど、ちょっと愛おしく感じるのはいったい何という感情なのだろうか。私はおかしいのだろうか…?
も、もしかしたら、それは「愛」というもの…?
いや、そんなことはここでは重要ではない。今日は気持ち良い秋の日のサイクリング。
私は自宅前の幹線道路の交通状況を確かめ、サドルにまたがり右足のペダリングから一気にダンシングで加速、ロードバイクならではの時速35km/hのクルージングを楽しむ…はずだった。
と、そのとき、私は異変に気づいた!
サドルにまたがったはいいが、右足の感触が違う。何かとてつもなく重要なものがそこにない!あるはずのものがそこにない!!ク、クランクが……。
あ、あれっ? そ、それにハンドルにブレーキブラケットが付いていないゾ!
よ、よく見るとバーテープだって巻かれてないし、そ、それにチェーンすら装着されてない!
な、なんということ。
そして、ふと、私は我に帰った。
いくら新車を外に連れ出す最初の日だからと言って、そこまで舞い上がるとは……。
まだこの自転車、組み立てが全然終わってないじゃん! ハンドルとホイールを仮組みで付けてみただけじゃん!!
そう、「自転車組み立て」という名の“ぼうけん”は、まだほんのプロローグにすら到達していなかったのだ。私は自らの性急さを恥じた。
+---+---+---+---+---+---+
というわけで、(長い前置き失礼しました。)はじめて外に出た「キャノンデール・システムシックスくん」。近所の公園で写真を撮ってみたので、早速アップしてみる。
コレ、まさに2009年11月7日のシステムシックスくん。実は単なる仮組み状態。ハンドルもシートポストもサドルもホイールもぜ~んぶ「ピナレロ君」からの借り物。だから別にMOstのホイールで行こうというわけではないのは、賢明なあなたならおそらく瞬時に理解できるだろう。
超極太ヘッドチューブまわり。実はコレ、結構気に入っているポイント。クロモリのスレンダーなフレームももちろんそれなりに美しいが、まさにその真逆にある感じの超ファットヘッドチューブ&ステムというのもなかなかオツなモノだ。私程度の体重にはおそらくびくともしない感じの“強さ感”が頼もしい。
そしてこれがいわゆる「砂時計型シートステイ」というヤツ。今さらシステムシックスの技術的特長をここで一生懸命説明するのも微妙に滑稽な気がしないでもないが、もうここまで書いてしまったので、一応完結させておく。アルミなのに乗り心地を良くするための工夫とか。実際にどうだかは、組み上がったらおのずとわかるはず。果たしてその乗り心地は全部カーボンのロードバイクに勝てるのか!?
というわけで、“空をまだ飛べないひな鳥”のような状態のシステムシックスくん。まずは…そうだなぁ、ハンドル、ホイールあたりから行ってみるかぁ…。
次回は「第一章 目指せレベル1!」かな?
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