こんにちは。美建の黒木です。
健康診断で、結果が悪かったのでダイエットを始めました!
今日は、売り時、買い時の話しをします。日本政府さん、ごめんなさい。
不動産を売るなら、景気の良い時と思われがちですが、実は、景気が悪いタイミングが最適です。
買う時もそうです。
デフレ不況の中で投資物件が売れていたのは、売り物も沢山あり、しかも買主さんも多かったからです。
しかし、当然、景気に左右された所得では、なかなか銀行融資に余裕ができないのも事実。
逆に、景気が良くなれば、高く売れると思っているあなた!今なら高く売れると思っていませんか?景気が良いし、物価が上がってるんだから、当然、土地建物も上がっているじゃん。と思っているあなた!
買主さんがそんなのに左右されると思いますか?
ふっかけられた不動産は、あっと言う間に凍りつきます。
ならば、景気が悪い時はどうでしょうか?
買主さんは、ギリギリで購入したいと考えています。ですが、良く考えてみてください。
所得はバラバラなんです。一定ではありません。
景気が良い悪いは関係ないんです。
それを証拠に、景気が悪い時に不動産会社がバタバタ潰れてしまったでしょうか?
大体潰れてしまったのは、景気ではありません。突然の暴落に耐えられなかったからです。
景気が悪い時は、リーマンショックや震災など、景気が落ち込む事があっても、暴落幅が少ない為に、金融機関の応援もあり、金利も安く、支払いも余裕があるローンで、楽々持家タイムだったんです。
しかし、景気が良くなってくれば、物価が上がり、金利が上がり、支払いも厳しくなり融資も自己資金がかなり必要になっていきます。
所得倍増と言いますが、製造業やサービス業、運送等は、取り残されてしまいます。
浜松は製造業の街なので、いままで家を買っていた人が探す不動産の差が目に見えて変化しているのを痛感しています。
家が欲しい人の土地にかけるお金が、半分近く削られている感じです。
景気に左右されないように、目を凝らしてしっかり見ていきたいと思いますね。