こんにちは。美建コーポレーションの黒木です。

今回は、調整区域内で起こった事を書きます。


あるお客様から、『この土地は、どの不動産会社さんに聞いても、使い道が無い』と言われて困っていると言う話しを聞きました。

確かに話しを聞く範囲ですと、家を建てる要件をクリアしていないな〜と思いつつ、謄本を取ると、道路が私道で違和感を覚えました。


あれ?既存宅地は、確かに元々宅地の条件が必要だけれども、線引き前宅地は、道路もあったよな?と違和感を感じ、役場へ問い合わせしました。


地主さんも、いろいろな不動産会社に問い合わせしても、ダメだったようです。


確かに、建てられるところまで行う為には、面倒な手続きがあり、時間も掛かる話しです。しかも、協議が必要で、100%ではないのも事実です。

しかし、チャレンジしなければ、農地として売るしか方法はありません。チャレンジしても、悪くて農地のまま売るしかないのであれば、協議して、線引き前宅地にして貰う可能性に掛けたほうが良いでしょう。


と、言う事で、書類を揃えて、気合いで交渉したら、何とか上へあげてくれるとの事。


一週間後に、無事に線引き前宅地が取れました。


皆さんも、これ、もう農地だし、調整区域だから無理だよな〜って思って諦めてしまっている農地があれば、チャレンジしましょう。


チャレンジしても、最悪が更新して、もっと悪くなる事は、ほぼ無いと思いますので、やらずに先延ばしにせずに、不動産の問題は、早期発見早期解決しちゃいましょう。