こんにちは。美建の黒木です。

本日は、今現在進行中のトラブルについて書きます。

同じ事が他にもあると思いますので、皆さんも注意して欲しいと思います。


今回は、突然メールがきました。内容は、

早速、車が水に浸かってしまったと言う内容でした。

何故、早速かと言うと、そのお客様は昨年の9月に地鎮祭をした時に近隣へ挨拶まわりをした際、『ここは、水に浸かる』と言われた事から、もしかしてと思っていたとの事でした。

写真を見せている事は、売主不動産会社さんから、引き渡し直前くらいに聞いてましたが、側溝工事中の写真だった為、それを根拠に、契約を解約してしまうと、買主様が20%の違約になってしまう事もあり、なかなか厳しい判断が必要でした。


当時、自治会も調べて連絡しましたが、『業者からの要望は聞く気がない!』と取り付く島もない状況で、お客様には、住民になってから、自治会へお願いしてください。と伝えていました。まさか、あんなに早く過去最高雨量が出るとは思いもしませんでした。


実際に私のお客様ではないお客様は、それを理由に解約しましたが、違約金を支払っていました。


売主様には、話し方すら、注意が必要でした。


なかなか、厳しい問題だと感じながら、問題点を紐解いていくと、このタイミングでわかり始めました。


県や、市は、住民の事なんて、これっぽっちも考えていないんだな〜って事です。

非難ではありません。もし、自分の家だったら、必死になっている事でしょう。しかし、所詮は他人事と言う事です。


何故そう思ったかと言うと、市が県に言うのはハードルが高いからです。住民が苦しむ事より、市が県に問題を提示するほうが大変な事だったんです。


いろいろな事故が発生するたびに、自然災害のせいにしています。果たして、本当に自然災害のせいなのでしょうか?それとも、上下関係や立場によって起こる現象でしょうか?


たまたま、こういった状況に陥りました。この手の経験は、昔よりも良くなってきているはずですが、まだまだ根強い問題で、無くならない社会です。


放置はできません。損害が発生したからには、原因特定をするまで、とことん、戦わなければいけないと、強く感じました。