排気量が小さいバイクほど、エンジンを掛けてすぐに発進するのはやめましょう! | YSP大阪門真の「バイクライフコーディネーター犬村 真」ブログ

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サブい日が続きますね。

気温のことです。ボクのおやじギャグのことではありません。(笑)

 

こんな時こそバイクの暖気は慎重にしましょう。

慎重にするといっても長い時間をするということではありません。

その排気量に見合った暖気をするということです。

 

排気量が小さいほど、エンジンを掛けてすぐにアクセル全開で走る可能性が高くなります。

原付スクーターなんかがいい例です。

朝一番セルでエンジンかけて、すぐに発進!そしてアクセル全開!

っていう方も多いかと思います。

 

この乗り方が一番エンジンの燃焼室に「燃えカス(カーボン)」を溜めてしまいます。

このカーボンが堆積していくと、ある日突然走行中にエンストします。

また、信号待ちでエンストするときもありますし、朝エンジンを掛けようとしたときにセルは元気よく回るけどエンジンがかからないという状態になったりします。

 

中型バイクや大型バイクは、通常の走行ではエンジンをかけてすぐに全開で走るということがないですし、単気筒ではなく、2気筒や3気筒、4気筒の多気筒(マルチエンジン)がほとんどなので、一つのシリンダー(気筒)の燃焼室が一瞬止まっていたとしても他のシリンダーで助けてくれるので気づかずに走れている場合もあります。

 

エンジンを掛けてから走り出すまでの時間は冬場の今の時期ですと、

50㏄でもせめて1分はその場で暖機運転をしたほうがいいです。

ボクの場合は毎日の通勤ではエンジンを掛けた後にヘルメットをかぶったり、グローブをはめたりしています。

そうすることによって燃焼室内の温度が上がり、カーボンがたまりにくくなります。

走り出してからもしばらくの間はアクセル全開にせず、控えめに走って、エンジン全体があったまり、タイヤやブレーキなどの部分もあっためてください。

そうすることによって徐々に能力を発揮するようになります。

 

毎日ちょっとしたことでも何年も経つと大きな差になります。

エンジンを掛けてからの暖気や走り方はお気をつけてくださいね。

 

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↓このサイトを参考にさせて頂きました。

カーボンを"溜める走り"と"除去する走り" (bike-lineage.org)

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