現実は自分の内面を表面化したもの。

 

 

 

 

 

どんなに、憎いヤツが現れようが、

そいつはわたし。

 

わたしのことを鏡のように映してくれてるだけ。

 

 

どんなに相手が悪いと思って、

呪うように悪口を言おうが、

言い尽くしたら、絶対に自分に返ってくる。

 

相手への悪口だったのに、

最後は全て、自分が自分に言いたいことであり

呪いたいほど憎き相手は自分というオチ。

 

 

別に相手に直接、言うわけじゃない。

 

喧嘩したいわけでも、

仲良くしたいわけでも、

わかり合いたいわけでもないから。

 

一人で暴言を吐き散らかすか、

黙々と呪うようにノートに書き出すだけ。

 

 

自分の気が済むまでやらせてあげる。

 

でも、何回やっても、

最後は自分に返ってくる。

 

 

呪いは自分に返ってくるとはよく言ったもので、

あれは、相手に当たって

跳ね返ってくるんじゃなくて、

相手を貫くくらい呪い尽くして、

まわりまわって、

自分の後ろから返ってくるんだなぁと思う。

 

自分が放った呪いの矢は、

相手を貫き、自分の背中を突き刺す。

 

だから、ある瞬間、

自分に呪いの矢が向いたときの衝撃は何とも言えない。

 

 

わたしは悪くない、全部あいつが悪いと

何度も思うけど、あいつへの暴言悪口は、

自分への憎しみ、怒り。

 

 



全部自分のことやったんかーい。

 

 

 

 

あいつもあいつもあいつもあいつも

、、、全員わたし。

 

 

どんなに嫌でも、全員わたし。

 

 

あいつやあいつ、あいつにあいつ

、、、に思ったことは全部自分のこと。

 

 

 

 

現実は自分の内面を表面化したもの。

 

わたしの心を鏡のように映してくれてるだけ。

 

 

 

片山秀美