「何もしたくない」って、やりたいこと。

 

 

「何もしたくない」をしたい。

 

 

「何もしたくない」

「動きたくない」

「休みたい」

 

って、全部やりたいこと。

 

だから、何もしなくていい環境を

自分に作ってあげる努力をする。

 

「掃除しなきゃ」

「洗濯しなきゃ」

「買い物行かなきゃ」

あれやらなきゃ、これやらなきゃ、

仕事しなきゃ!!

 

を、どうやったら

やらなくてもいいのかを考えて、

それを実行する。

 

 

大体のことは考えてみれば、

一日ぐらいやらなくても大丈夫なことに気付く。

 

ただ、頭の中をいっぱいにするために、

「~しなきゃ」で埋め尽くしてるだけだから。

焦らせて、切羽つまらせたいだけだから。

空白、余白を焦りで埋めようとしてるだけだから。

 

 

で、「何もしたくない」から

ぼーっとしてみたり、寝る。

それで、自分の中にできた空白や余白を

自分の内側から出てくるもので埋めてみる。

 

それは夢かもしれない。

それは未来かもしれない。

それは叡智かもしれない。

それは過去かもしれない。

それは癒しかもしれない。

 

いろいろある。

 

 

「何もしたくない」って、

何もしたくなくなるほど、

自分を追い込んでしまったのかもしれないし、

疲れさせてしまったのかもしれない。

 

振り返りや反省もしてもいいかもね。

 

 

 

「休みたい」って、

仕事を休んだらOK、、、ではない。

 

仕事を休んだだけで、

他のことをやってたら

「休みたい」という願いは

叶えられていないかもしれない。

 

「それって休んでないよ」と、

話を聞いてて思うことの多いこと。

 

「休みたい」のに、

どっか行ったり、家のことしたり、

なんなら仕事してたり、

忙しなく過ごしてる人の多いこと。

 

「休みたい」って昼まで寝るとかじゃなく、

一日中、寝るくらいの覚悟で休んだらいいのに。

 

 

仕事休んで、

どっか行って、何かやって、

疲れてんだったら、

ただ、命削ってるだけ。

 

そんなことしてたら、死にたくなるよ。

 

 

 

「何もしたくない」

「動きたくない」

「休みたい」

っていう自分の声に

気付けないでいると病んでいくけど、

気付けるようになったら

病んでるのも終わるんじゃないかな。

 

 

「何もしたくない」

「動きたくない」

「休みたい」

っていう自分にバツを付けてしまうほど、

頑張って生きて、疲れたのなら、

何もせずに休む自分を労わってあげよう。

 

 

「何もしたくない」

「動きたくない」

「休みたい」

っていう自分の願いを

叶える努力をするだけでも癒される。

 

自分のことを考えて、

自分のために動いたのなら、

それだけでも癒される。

 

 

なんで何もしたくなくなるかっていうと、

自分以外のことを気にして、

自分を蔑ろにして、

しんどくなっていくから。

 

だから、自分の願いを叶えるために

努力してる時間は、

自分のことを気にして、

自分のことだけを考えてあげられるから、

それだけでも元気になってくる。

 

なんか疲れて、

気力がなくなる感じ、

エネルギーがない感じって、

自分の外側に意識が向いてるからであって、

意識を自分に向けたら、

別に疲れないし、

エネルギーもチャージされるし、

まぁまぁ元気でいられる。

 

だったら、そっちの方がよくない??

 

意識向ける方向を変えるだけ。

 

 

 

 

 

あと大事なことがある。

「何もしたくない」中でも

絶対にやりたいこと。

 

 

食べること、

寝ること、

トイレに行くこと。

 

これだけやっとけば、

体は循環して、生きれるから、

安心して休もうよ。

 

 

 

片山秀美