「社会から抜けてやるっ物申す

と決めて、バイトを辞めた。

 

 

それから3ヶ月間、別に何もしてない。

けど、ごはんを食べれて、お風呂に入れて、

服を着れて、いつでも寝れて、

お金はないけど、一応、生きてる。

 

支払いの請求には怯えてたけどあせる驚き

一応、なんとかなってる。

払えてるものもあるし、

払えてないものもある。

それでも、生きてる。

 

 

 

人間としての目線だけで、

目に見えてるものや状況を見たら、

『どこがなんとかなっとんねーんっゲロー

って感じで、

あれもこれも問題山積みで、

なんにも変わってなーい笑い泣き

でも、魂とか、神様とか、

目に見えない存在の目線からしたら、

『生きれてるじゃん、OK昇天』なんだろう。

 

 

今、生きてるってことは、

今までの人生、目の前の現実に

あたふたしてきたけど、

大丈夫だったってこと。

 

そこはこの世界を生きる、

最低限の豊かさなのかもしれない。

それが、最低限の豊かさなのだとしたら、

人間ってずっと豊かさの中にいることになる。

 

 

けど、『大丈夫だった』ってことに

気付かないでいると、

いつまでも、目の前の現実に問題を作って、

ずっと、あたふたする。

わざわざ、自分で問題にしてるだけ。

で、ずっと、どうしたらいいんだろうあせる

って、悩んで考えてる。

 

悩む時間があるってことは、

余裕があるってこと。

余裕があるってことは、

それって、今この時点で考える問題じゃない。

未来に訪れるであろう問題を”今”に持ってきてる。

”今”だけを見れば、それって、虚像、幻。

”今”目の前の現実だけを見たら、

なんにも問題がなくて、豊かなはず。

だって、生きれてるから。

 

 

 

わたしは「問題が起きたらどうしようあせる

っていう仮想未来を”今”に持ってきて、

ずっと焦ってた。

でも、焦るたびに、

まだ、目の前の現実には、

何も起きてないことを確認して、

”今”ある豊かさに目を向けるように意識した。

 

 

で、9月に入って、目の前の現実に、

ずっと恐れてた、

「どうしようあせる」ってやつが来た。

動けない間、どうしたらいいんだろう無気力

って考えてたけど、

体は動きたくないし、現実も変わらないし、

いくら考えても、なんにもできなかった。

それってきっと、

どうするのか考えなきゃいけない時期じゃない。

 

本当に考えなきゃいけないのは

まじで”今”凝視、、、なだけ。

前もって考え過ぎ。

 

『動きたくなーい』

っていう自分の声を無視して、

無理やり動けば

前もってできることもあるし、

今まではそうやって、無理やり動いて、

現実を動かしてきた。

心配で、不安な自分を

安心させるためでもあったけど、

無理やり動かすから、

しんどい、疲れた、もうヤダってなる。

 

 

けど、今回、わたしは気持ちは焦ってるけど、

『何もしない』『動かない』をやってた。

焦るたびに、

何かするのか、何もしないのかを選択し続けて、

『何もしない』を選び続けて休んでた。

 

 

 

そしたら、9月に入って、

”本当に焦る”問題がついにやってきた。

 

ま、お金がいるやつなんだけど。

 

 

今はその問題は虚像でも幻でもなく、

わたしの目の前にリアルに提示されてる。

でも、1個1個思いつくことをやって、

対処していったら、なんとかなる気がしてきた。

今だったら、体が動いてくれて気持ちが前向き。

 

『何もしない』『動かない』

その間は目に見える現実は何も変わらなくて、

本当に正解なんだろうか??

っていう疑問にも思いながら過ごしてたけど、

動かなきゃいけないときのために、

自分の身体や内側は、

調整をしてるし、準備をしてる。

だから、ちゃんと変わってる。

 

 

「社会から抜けてやるっ物申す」と決めて、

バイトを辞めたけど、

わたしは、これからちょいとパートに行く笑

社会に戻るっていう選択をした。

まさか、こんな展開になるとは思ってなかった。

もう、絶対やりたくないと思ってたのに、、、

 

やりたくないのはやりたくない。

時間が拘束されて不自由だし、

誰かの言うこと、会社の言うこと、

聞かなきゃいけないし、

仕事に慣れたらつまらなくなるし、

いろいろ嫌なところがあるのがわかってる。

 

 

今回、また、履歴書が必要で、

わたしは転職が多くて、

職歴欄が足りないくらい書けるから、

超めんどくさい無気力

 

今まで、何回も履歴書を書いたけど、

ひとつひとつの職が短期間なことに

いつもネガティブになってた。

社会では長く続けるのが

良しとされてる傾向があるから、

こんなに転々と職が変わってる自分は

なんてダメな人間なんだろう真顔

って、履歴書を書くたびに思ってた。

 

それが、今回、こんなに書ききれないほどの

いろんな仕事を経験してきた自分って

「すごいじゃんキラキラ」って初めて思えた。

それだけ経験できたってことは、

それだけ採用もされてる。

採用されなかったことも多々あるけど、

こんなに採用されてきた過去のわたしのことが

自信になった。

職種もいろいろやってきて、

こんなにいろんな仕事ができた

過去の自分のことが誇らしくなったキラキラ

 

 

初めて自分の職歴をすごいと思えたときに、

いろんな仕事を経験して、

努力して、頑張って働いてきた自分を

今までずっと、否定してきたことに気付いた。

長く続けられなくても、

頑張って働いてたのに、

そんな自分すらも、認めてなかった。

 

それが、

過去、頑張って働いていたわたし、

過去、いろんな仕事を経験してくれたわたし、

過去の”わたしたち”に『ありがとう』って、

自然と思えた。

 

この過去の”わたしたち”を

”今のわたし”はずっと、過去に置いてきてた。

努力して、一生懸命働いたけど、

社会では「また、辞めた」と思われるし、

楽しくもなかったし、

無意識になかった過去にしてた。

 

でも、履歴書を書くたびに思い出さされてた。

で、今回も思い出さされた。

いつも嫌な気分になるから、

見ないようにしてた過去。

それが、今回は違った。

すごいな、誇らしいな自分キラキラ

と思えて振り返れた。

 

 

そしたら、わたしが再び

社会に戻る理由が浮かんできた。

 

『やり残したことがある』

 

 

わたしは今まで置いてきた

過去のわたしたちを

未来に連れて行かなきゃいけない。

 

 

履歴書を何回も書かされるのは、

過去の”わたしたち”が

「なかったことにするな」

「置いていくな」

「連れて行け」って

呪縛霊みたいに足を引っ張ってるから。

 

この呪縛霊たちを浄化するために、

わたしはもっかい社会に戻る。

そんで、『あぁ、楽しかった爆  笑って言って、

過去のわたしたちを癒したい。

あんなに頑張って働いたんだもん。

我慢したし、辛かったし、しんどかったし、

疲れたし、それでも、なんとかしようと

自分なりに努力して頑張った。

そんな社会の中で頑張った過去のわたしたちを

『あぁ、楽しかった爆  笑で終わらせてあげたい。

 

別に社会に戻らなくても、

自分ビジネスだけをしながら、

過去を癒すことはできると思う。

でも、わたしにとってはこっちの方が早い。

そんな気がする。

 

だって、バイトを辞めてからは、

自分ビジネスだけに集中しようと思ってた。

それが、3カ月、何もしなかったら、

パートをやるって考えに自然となり、

戻ることにも身体の抵抗があんまりなく、

あんなに嫌だと思ってたのに、

なぜか、心も軽くて、ウキウキ音譜

物事もスムーズに進む。

ここからどうなるのか楽しみになってる。

 

 

今まで、社会の中で働いてきた自分を

なかったことにしてたなんて思ってなかった。

でも、振り返ってみれば、

頑張って働いてた自分を否定してきてた。

だから、それをなかったことにして、

新しい自分で自分ビジネスをやろうとしてた。

けど、こんなにいろんな経験をした

過去のわたしたちを置いていくなんて、

なんてもったいないことをしてるんだろう。

 

彼女たちを今のわたしの味方にできたら、

自分のことをもっと信じられるし、

自信になる。

頑張った過去のわたしが報われてほしい。

それは、今のわたしが次に働くところを

天国にするということ。

 

この『天国にする』っていうのも

やり残してる。

 

いつも気持ちは嫌でしんどくて、

逃げるように辞めてきたけど、

次は、『あぁ、楽しかった爆  笑と思える、

天国にしてから辞めたい。

 

 

 




片山秀美