ゲルニカのはなし | アート見てある記

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美術展覧会の企画・運営や、美術書籍などの出版を行っております。

こんにちは!制作課の若松です。

 

皆さん、今年の9月30日(月)は何の日かご存知ですか??

くるみの日…クレーンの日…いろいろとあるみたいですが…

 

美術検定の受験申し込み締切日です!

 

『美術屋・百兵衛』を発行している麗人社では、

アートの知識を深めることが業務と直結するため、

社員全員がこの美術検定に挑戦することが推奨されていますキラキラ

 

時には朝礼の場で抜き打ちで美術クイズが出題されることもあるんですよ滝汗

 

そして、いろいろな人に美術の知識を深めて欲しいという願いもあり、

麗人社のTwitter アカウントでは毎日美術クイズが更新されています!

 

 

 

気になった方はぜひ、フォローしてくださいねチョキ

 

前回のブログは吉田さんがスペインのことについて書いていたので、今日は過去のTwitter出題クイズからスペインに関する問題を紹介しちゃいます!

 

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 問題 

 

次のうちスペイン・マドリードのプラド美術館に所属されていない作品はどれでしょう? 

 

A : ディエゴ・ベラスケス『ラス・メニーナス』

B : ヒエロニムス・ボス 『快楽の園』

C : パブロ・ピカソ『ゲルニカ』

 

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……正解はわかりましたか??

 

 

答えはC!

 

ピカソが描いた『ゲルニカ』は、プラド美術館と同じく

スペイン・マドリードのソフィア王妃芸術センターに所蔵されています馬

 

 

この作品は、スペインのゲルニカで起こった無差別爆撃に対しての反戦芸術ですが、

当時、パリに住んでいたピカソはパリ万博のスペイン館に展示する作品としてこの大作を制作。

『ゲルニカ』はその後、アメリカでの展覧会のために海を渡り、第二次世界大戦中はアメリカで保管されていました。

 

スペインへ返還された後はプラド美術館の別館に収蔵されていましたが、

1992年にソフィア王妃芸術センターが開館したこともあり、

目玉作品としてこちらへ移動したという経緯があります。

 

「世界一借りにくい作品」の一つとされるため、

他の美術館へ貸し出されることが非常に難しく、

実物を観るためにはマドリードへ行くしかなさそうです!

 

ちなみにプラド美術館とソフィア王妃芸術センターは徒歩圏内足

スペイン旅行の際にはぜひ訪れてみて欲しい美術館ですキラキラ

 

『ゲルニカ』は観たいけれども飛行機が怖いアセアセ

…そんな方には大塚国際美術館をオススメします!

実物で無いとはいえ、その大きさと迫力に圧倒されますよ〜キラキラ

 

 

さて、今回のクイズいかがでしたか?

正解がわかってしまったあなた!

今年はぜひ、私たちと一緒に美術検定に挑戦してみませんか??鉛筆

 

下矢印美術検定 公式HP下矢印

http://www.bijutsukentei.jp

 

 

ではでは、若松でした〜

 

 

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