新年の三宗教
大聖地参り。
シーク教、
仏教ときて、
最終地はやはり
インドなので
ヒンズー教。
その最大聖地
バラナシです。
何度も来ても
ワクワクしながら
肩の力が抜ける場所。
そして今まで訪れた
世界中のどの場所より、
日常に死を目のあたりに
する機会が多いところ。
生まれてから
肉体が死ぬまでを、
ひとつの枠組みとして
ちゃんと意識する。
それは「今」を
生きることの
ひとつのきっかけになる。
朝7時、
ガンジス河沿いの
散歩に出ると、
ガートの上は
夜が明けているにも
かかわらず、
濃霧により一面
真っ白な世界。
人の声や、
洗濯屋のバシッバシッと
濡れた衣服を岩板に
叩きつける音は
聞こえる。
ただ10メートル先さえ
見えない状況。
それはおのずと
意識が自分の
内に向きやすく
なる事に気づく。
アートマン。
仏性。
プルシャ。
光明。
真我。
呼称は何でもいい。
生まれもせず
終わりもない。
善悪もない。
相対の平等。
ヨーガ。
いま住んでいる
この肉体を、
智慧を持って養おう。
ストレッチ体操や
ダンスではない、
知性を持って
ヨガを伝えていこう。
今日から2日間、
バラナシは凧上げ
フェスティバル。
子供のように
はしゃぐ大人を
見れる楽しみ。
