長い間インドに滞在していると、多くの方からインド行きの相談をされることがある。
中でも最近は、ヨガの聖地リシケシュに行くんだけどいい先生を紹介してほしいと言われることが多いです。
ここ10年でみるみる新アシュラムやヨガ教室がうまれ、現在約200ヵ所あると言われるリシケシュのヨガクラスの中、僕の知っている限りでおすすめできる先生は5人くらいだろうか。

「本場インドに行ってきました」=「ヨガを勉強できました」ということには、なかなかなりにくい現状。
しかししかし、それでもインドへ行くことは凄く大きな意味があると思うのです!
ガンジスの流れを見て「ゆだね」を学び、一本の杖と一枚の毛布と、一個のババ缶だけで一生暮らすと決めた人達の言葉から「今」を学び、昨日まで毎日一緒に遊んでいた犬の死を見て「意識と物質」を学ぶ。それらが生活の中にある。

これからインドへ行かれる方、概念は捨て去り、ぜひ空っぽの容器を持って流れてみてください。