ヨガでの呼吸法(調気法)は、プラナーヤマと呼ばれます。

プラナーヤマというのは“生命エネルギーのコントロール”ということなのです!

さて、その中に、[アヌローマヴィローマ]という呼吸法があります。

僕のクラスでも、しばしば行うことのある呼吸法ですが、今日はその効果について書いてみたいと思います。


私達は背骨の両脇に、右にピンガラ、左にイダーという交感神経を持っています。

通常、心身ともに健康な状態であれば、110分おきにピンガラとイダーは交代しながら働いて休んでというリズムを持っています。

ただ実際は多くの人が、この交感神経のリズムが狂っちゃっているという現実。

この呼吸法は、体内の均等な呼吸の流れを促し、神経の流れを正常安定させ、それによって私達の身体に宿る生命エネルギーの流れのバランスを整えていきます。

更なる具体的な身体への効果として、[血中コレステロールの減少]、[心臓発作の予防]、[心臓および動脈の血栓減少]、[老化、白内障、女性器疾患、痛風、リューマチ、風邪などの予防]などがあげられます。


毎年9月に行っているTOBEYOGAリトリートヨガキャンプでは、木々や川からの溢れるマイナスイオンの森のなかで、アヌローマヴィローマ呼吸を体験していただけます。

正しい呼吸、良質な呼吸をもって、私達が本来携えている生命エネルギーを最大限に開花させていきましょう!

ではー。