″気楽な恋愛映画でも″と思い、

借りてきたDVD[アルフィー]。

これが全然気楽ではありませんでした!

人生感たっぷりの、

今の生き方をかなり考えさせられる内容。

主人公のジュード・ロウが、検査のため行った病院のトイレで、

1人の初老の男性に会う。

この男性は、ずっとハワイ旅行がしたいと言っていた奥さんに、

突然先立たれている。


彼は主人公のジュードロウに、

「人生で学んだことは2つ。」と言う。


それは、

「愛する人を見つける。 毎日を最後だと思って生きる。」


僕はこの言葉に納得しました。。


チベット法王ダライ・ラマ14世が、

「古いチベットの格言に、″来世か明日か″という言葉があります。

どちらが先に来るかは、誰にもわからないのです。」

と言っています。


死という必ず来る現実から目を背けず、

生まれてから[死]までを、

ひとつの枠組みとしてとらえて生活していくことが、

最後の時に、″いい人生だった″と思える

大切な手段やヒントのような気がします。

それに最も影響を及ぼすものが、

″愛する人″なのでしょう。


主人公ジュードロウは、その初老の男性に、

「、、奥さんにお悔やみを、。」と言います。


その男性は言います。

「それほど愛してたわけじゃない。

だけど、いつも一緒だった。」


つまりそういうことなのでしょう。

愛しているかどうかなんて、

とてもわかりにくいものかもしれません。


いま僕たちが過ごしている人生という時間、、、。 。