渋滞から吐き出される車の排気ガス、 強い香料の洗濯洗剤、 そしてアニスと焼ける肉の香りに バンコクに戻ったことを確認させられる。 常夏のタイとはいえ、今は夜になると 長袖のシャツが必要なほど涼しい。
こっちでも連日ニュースでやっているガザ地区紛争の影響か、いつもカオサン通りを様々な意味でリードしているイスラエル人の姿も、疎らにしか見えない。
男子3年、女子2年の兵役義務のある彼らは、それを終えた途端決まっているかのようにアジアを中心とした旅に出る。 もともと祖国を持たなかったユダヤ教の彼らの染色体に染み付いたものなのだろうか。
そして今、彼らが起こしているガザ地区への砲撃。 旅を夢見ていた多くの若者がそこに加わっていることが、バンコクの現状で見て取れる。 切ない、、。
ここからタイのビザ再取得のため、ラオスのビエンチャンまで北上。 そして週末からはチェンマイに入って勉強の時間!