先週は5本の映画を観ることができた。
その内、映画館に行ったのは1回だけだが、自分にとっては充実した1週間!
まず1本目、「ぼくの大切な友達」。
パトリス=ルコントの最新作。まだ渋谷BUNKAMURAでやってるはず。
友達が全くいない男の友情ストーリーでとても良かったんだけど、わざわざ映画館まで行く必要もないかなーというくらいの映画。
2本目は、「迷子の警察音楽隊」。
2007年度カンヌ映画祭ある視点部門受賞のイスラエル映画。
その他数々の映画祭で受賞。
3本目は、「潜水服は蝶の夢を見る」。
2008年度カンヌ映画祭、アカデミー賞、ゴールデングローブ賞などで監督賞を受賞。 ELLEの編集長ジャンドミニクホビー、20万回の瞬きで自伝をつずった実話。
4本目、「デート ウィズ ドリュー」。
全く名もなく金も無い一般の男が、幼い頃からファンだったドリューバリモアとのデートを実現するために、ガチンコで頑張るという全くヤラセ無しのドキュメンタリー映画。
5本目は、「アース」。
言わずと知れた地球環境保護をテーマとしたドキュメンタリー映画。


この中で、自分にとって今年ナンバーワンと言える映画があった。
「迷子の警察音楽隊」だ。
文化交流のためにイスラエルに招かれてやってきたエジプトの警察音楽隊。なぜか空港に出迎えはなく、自力で目的地に行こうとするうちに、彼らは一文字間違えてホテルすらない辺境の町に来てしまう。そしてそこで出逢った人たちとの忘れられない一夜がはじまる。
どの場面を切り取ってもめちゃめちゃきれいな映画!
登場人物のキャラクターも凄くいいし、役者の演技もすごい!
音楽が大好きなこと。
人が恋しいこと。
言葉が違っても、神様が違っても、
国が仲良くなくても、それはおなじ。

エジプトから来た警察音楽隊が、
イスラエルの寂しい町に届けたものは、
そんな当たり前のことが
大事に思える素敵な夜でした。”
このブログを見てくれたあなた、絶~対に観てくだされ!!!