今日、レンタルビデオ屋で借りた、トニーガトリフ監督の[トランシルバニア]という映画を観た。 観終わったばかりの印象なので、他のものと比べるのは難しいが、今まで観た6本の彼の映画の中でも、かなり好きかもしれない。
この映画は、ルーマニアが舞台となっている。
逃げた彼氏をこの土地まで捜しにきた主人公のイタリア女。男に対する恋しい思いをここで断ち切られ、絶望の淵におちる。そうしている時に物乞いに来た現地ストリートチルドレンの少女に、友人も国も棄ててついて行く。
その場面は、光、表情、空気、、本当に美しい。 俳優陣の演技もさることながら、やはりトニーガトリフ凄いねー!と思い知らされる。
僕が丁度10年前、ルーマニアのシギショアラという街にいた時、毎日遊んでいたのは、ストリートチルドレンやロマ(ジプシー)の子たちだったことを思いだす。 僕の場合、この映画の女のように、落ち込んでいたわけではないが、彼,彼女らと過ごす時間というのは、何故か心地良く、自分たちは《生き物》だということを感じさせてくれる。 それは何だったのだろう? 毎回、ジプシーの人々をテーマに映画作りをしているトニーガトリフ。 彼も映画を通して、人は生きているということを感じさせてくれるアーティストだと思うのです。
この映画は、ルーマニアが舞台となっている。
逃げた彼氏をこの土地まで捜しにきた主人公のイタリア女。男に対する恋しい思いをここで断ち切られ、絶望の淵におちる。そうしている時に物乞いに来た現地ストリートチルドレンの少女に、友人も国も棄ててついて行く。
その場面は、光、表情、空気、、本当に美しい。 俳優陣の演技もさることながら、やはりトニーガトリフ凄いねー!と思い知らされる。
僕が丁度10年前、ルーマニアのシギショアラという街にいた時、毎日遊んでいたのは、ストリートチルドレンやロマ(ジプシー)の子たちだったことを思いだす。 僕の場合、この映画の女のように、落ち込んでいたわけではないが、彼,彼女らと過ごす時間というのは、何故か心地良く、自分たちは《生き物》だということを感じさせてくれる。 それは何だったのだろう? 毎回、ジプシーの人々をテーマに映画作りをしているトニーガトリフ。 彼も映画を通して、人は生きているということを感じさせてくれるアーティストだと思うのです。