「清」が目立つことをしたら嫌われる?という質問に関する見解 | 美塾塾長 内田裕士オフィシャルブログ「人のために美しく生きる」Powered by Ameba

美塾塾長 内田裕士オフィシャルブログ「人のために美しく生きる」Powered by Ameba

自分の素顔が好きになりたい メイクレッスン メイク教室
素顔 嫌い メイク 魅力 魅力マトリックス 自分らしさ 自分らしく らしさ らしく キレイになりたい 本当に自分を知りたい




ちょっと前のことになりますが、



LINE@登録者の
学生の女の子Rちゃんから、
(魅力マトリックスは)




魅力マトリックスってなに?
という方はこちら



こんなお問い合わせを
いただきました。







こんにちは。

ふと思ったのですが、
内田さんは「清」を、
存在感がないと悩むけれど、

それが良いところで、
癒しであり、誰からも嫌われないと
おっしゃっていましたが、


そんな「清」が、
存在感を強めたらどうなるのでしょうか。
存在感を強めるというのは、
メイクではなく、例えば普段の生活で
声を大きくしたり、討論で白熱したり、
目立つようなことをするということです。



存在があるだけで癒しだったのに、
自我を持って動き出したら、
もしかしたら「清」は、
相当嫌われるリスク
持っているのでしょうか。


私は大学生です。
専攻柄、批判したりされたり
するところですが、

黙っていれば良いのに
とよく言われます。

黙っていて
成り立つ見た目なのに、
裏腹なことをしない方が良いと
言われたとき、
このことを思ったのです。



以前内田さんに
「清」と診断頂きましたが、
私が「清」かどうかはわからないし、
好きに生きれば良いとは
思うのですが、

「清」が嫌われていないことが
取り柄だとするならば、
好きに生きろと言われたところで、
魅力に相反してしまうのだなぁ
と思います。



だけど、
魅力が何に関わらず、
自由な社会に生きる現代人は、
実は自由ではなく、
社会の秩序を維持しようと
しているのだと思います。

仮に「清」の魅力を持って、
嫌われることがあれば、
そこに恐怖さえ抱かなければ
私は本当に自由に
生きているのかもしれない、

そんなことを思った次第であります。




こちらに対する、
僕の答えがこちら。









親愛なる★★ちゃん


嬉しく、


内に湧いた想いを
そのままお送りいただき、
ありがとうございます。


非常に深い洞察だと
思います。


まさに仰る通りで、


どんな魅力の人が、
どんな発言を、
どんなあり方をしても、
本当は素晴らしいし、
美しいはずなんです。




この話のポイントは、


【受け手の力量】


によって、
対策がまるで異なるという点なんです。



今の日本の人々の
【受け手の力量】
においてですと、



清が、自我を持って動き出したら、
結構煙たがられたり、
嫌われたりするリスクは…



…正直あります。




ちょっと
ここは大切なことなので、

ブログに書かせていただきますね。




LINE転載、以上。






…というわけで、



続きをこちらに、
書かせていただくことにしました。





この


受け手の力量


というのは、



民度といいますか、
リテラシーといいますか…





例えば、


「能」


という芸術は、

見る側の力量が試される、
非常にハードルの高い
伝統芸能であり、
エンターテイメントだと言えます。



僕は東京モード学園の
学生時代、


都庁の下で、
薪能が行われるという話を聞き、


「これは!」
と興味のある同級生と
馳せ参じました。


もうすっかりと暗くなった
都庁の前の広場。


周りは鬼か悪魔のようにそびえ立つ
ビルの数々。


そこに無責任に灯り、
両脇にたゆとうている大きな薪。


今か今かと
シテの出番を待つ、

終わらない戦いに疲れた
企業戦士たち




そんな都会と幽玄が入り混じった
幻想的な時空の中…、




僕は寝てしまいました涙



そして、

起きたら終わってました…。



舞っているところはおろか、
舞う人すら1回も見ずにオワタ…涙




僕が
「能の学び手」
としての力量が低かった
顕著な例です。





江戸時代では、

お客様にも力量が求められ、


「客ぶりがいい」


などと、

お店側が粋なお客様を
こう表現することもあったくらいです。





そんな中、



今の日本は、


悲しいかな、


受け手の力量が低いと
考えざるを得ないシーンを
よく見かけます。



Rちゃんのこの出来事も
まさにそんな一例だと思います。




清の「癒し系」の魅力。



ただ微笑んでくれているだけで、
みんなが安心し、癒される。



そんな魅力の方々なのですが、



ちょっと想像してみてくださいね。



例えば蒼井優ちゃんが、


例えば普段の生活で
声を大きくしたり、討論で白熱したり、
目立つようなことをする


と、どんなイメージが湧きますか?





「なんだよ!生意気言いやがって!
    でしゃばんなよ!」


みたいに思われかねない雰囲気、

感じませんか?



やっぱり蒼井優ちゃんみたいな人って、



朗らかに微笑んでいてほしいですよね。






うーーん( ̄∀ ̄) ミタサレル…。





ただし、



これは、


ボーーーッと


既存の価値観の海に
ドップリ浸かりながら、


思うままに思った結果とも言えます。





でもね、
考えてみてほしいのですが、



清が、
討論で
白熱したり、
目立つような
ことをして、
何が悪いねん。







これは、



典型的で分かりやすい
他の事例で挙げると、



萌のぶりっ子



ですよね。



典型的なのは田中みな実さんかな?





でも考えてみてほしいのですが、





ぶりっ子って、

女性らしさで男性らしさをくすぐって、
男性がデレデレするっていう構図ですよね?




お互い、
性を全うして
いませんか?




「何よ!みな実ったら、
    ぶりっ子しちゃって!

    男子も男子よ!」




そんなあなたは
何子なのでしょうか?



みたいなことが、
リテラシーの低さによって、
起こるわけです。




さらにいえば、



インスタグラムで、
海外旅行を旦那様からプレゼントされて
実の両親も一緒に行っちゃってるの
同じ年くらいの女の子とかを見ると、


「どうしてうちの旦那は・・・。」


と落ち込む人もいますが、



落ち込むために
見てるの?!



じゃあ、

地元の公園に
親子2人っきりで行って、
誰とも馴染めなくて、
テンション低めなまま、


家にトボトボ帰る
お母さんの投稿を見たら
テンション上がるのでしょうか?



こんなのあげんなよ…。



ってなるんでしょうか?



なんだったら
いいんですか?!




これらは全て、


受け手の力量】の未熟さ


に集約される出来事
だと言えるでしょう。




そして、

現状まだまだどうしても、

そう受け取りがちな
日本の文化やリテラシーを鑑みると、




表現する側
としては、


相手の期待する
自分になることで、


より信頼や人気を
得ることが
できるでしょうし、




受け手としては、
相手を表面的な
コミュニケーションで
判断せずに、



なんなら、
本人も気づいていない、
真の輝きに
働きかけることが、



この


受け手の力量問題



を改善することでしょう。






もちろん!
そこを突っぱねて、
最初は否定的な人も、

あなたの本気さに感服することも
多々あります。


振り切る系
結果を出したいなら、


本気さ
諦めない姿勢



により、
相手を目覚めさせることも
可能ですね。








考えてみれば、



粋な人って、




表現するときは、
相手に寄り添いながらも、
相手の受け手の力量を育て、



受け手のときは、
相手を大きく現しながらも、
受け手の力量で、
相手の表現力を養いますよね。





全部ひっくるめて、




気づいた側

気づいていない側


にパックリと
分かれている時代です。




そこに嘆いたり、

相手に文句を言っていたら、



その時点で、

実はあなたが

気づいていない側

かもしれません。





みんなで、


互いを尊重し、


笑いあえ、愛し合え、


そして不完全さを否定するのではなく、


共に育む、




そんな世界にしたいですよね。









福岡最上級♫

こんな瞬間が人生にあるなんてね。


美の解放宣言

分かり合う親子

ノリのいい親子



いつ見ても笑える。







LINE@
 
内田裕士オフィシャルLINE@
↓こちらをクリック!↓
 
 
 
 

 
 
< ブログ人気記事一覧 >
 

 
美塾と重なるGUCCIが示した未来






このブログで最も読まれている記事はこちら
 


 僕なりの夫婦観






家族の記事も最近は大人気です!
 
 
 
 

健気で切なくも美しい4タイプの女性たち。
あなたはどのタイプと自分を重ねますか?
 

 

魅力について




~自分自身のメイクのプロになる~
ためのメイク教室「美塾」に関してはこちら