生まれて初めてのマラソンが102年ぶり。 | 美塾塾長 内田裕士オフィシャルブログ「人のために美しく生きる」Powered by Ameba

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てっぺんの
大嶋啓介さんが中心となって、

日本の未来を変えるべく
お勉強会をしている


   異端児会


のみんなで、

那覇マラソンに
出場してまいりました!!


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この中には、

マラソンベストタイム3時間20分
ウルトラマラソン出場者
トライアスロン経験者
大学時代テニス全国ベスト8

などといった、
アスリートに限りなく近い
経営者が多い中、



ランニング月に2〜5回
一番長く走って10キロ


という自分も
混ぜていただきました。


これも、
このメンバーで
受けさせていただいている

「ドリームマネージャー」


「フルマラソンを走る!」


と夢を掲げたおかげです。

佐々木さん、ありがとうございます。



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さぁ、


結果はどうなったか?








走り始めて、


あまりにたくさんの人たちが
応援してくれているのを見て、


最初は
返事してる場合ではないと、
真面目に走っていたのですが、


よく考えたら、
ベストタイムを
狙っているわけでもないですし、


沿道の方の応援に答えよう!
と、

15キロくらいまで、
ずっと沿道の方に笑顔を振りまいて、


「ありがとう!」
「ありがとう!」
「いえーい!」


ってやっていました。





20キロ地点で、
足がつりそうになってから、
つらないように走ろうと思うと、
歩くしかなくなる、
というジレンマがありました。



ここで、

「足つるんだから仕方ないじゃん。」

という開き直りのような気持ちと、



「マラソン完走なんて当たり前」


なんていう前夜の自分の失言に
申し訳無い気持ちになりました。



そして、

走っている人全員が、


まさに成長の
真っ只中にいるんだ、
ということが見えてきました。



歩いている人も、
リタイアした人も、
タイムアウトした人も、

なんなら、
応援している人も、


凍らしたゼリーをくれた人も、
チューブのアクエリアスをくれた人も、

黒糖を振りかざしていた女の子も、

水をぶっかけてきた野球少年も、

僕が「ありがとう」と言ったら
「あら?私?!」
と頬を赤らめた沿道のおばあちゃんも、



みんな成長の真っ只中。



後で聞いたら、


僕の携帯の充電が切れたことで、

旦那が行方不明になったと、
妻が散々心配して、

関係者と連絡を取り、
生存確認をしてくれました。


そのやり取りの中で、
妻の仲間たちからも、
熱いエールが
LINEで飛び交っていた
とのことでした。



LINEグループでも、


Facebookの僕の書き込みで、
マラソンすることを知った人が、


そのグループに
応援メッセージをくれたり…



見えない人たちの応援も、
相当なものだったこと。


それが力になったんだなぁ
ってことを、


翌日、


生まれたての子鹿


を超えて、


死にかけの子鹿


みたいになった自分の体が、
教えてくれています。

普通じゃ絶対、
体は持たなかったって思います。





そんなみんなの想いが届いたのか、



途中から、
足がつらないように走りながら、
別の筋肉で抑え込む方法を
編み出しました。


靴をわざと引きずって、
ストレッチも兼ねて走る
という技術。


自分でブレーキを
かけているようなものなので、
体力は倍、消耗しますが、

つらないことが最優先なので、
それをやり続けました。




34キロ地点を
タイムアウトギリギリ3秒前で
通過しました。


もうカウントダウンに煽られて、
猛ダッシュでした。



この時点で、
完走はほぼ絶望的な時間
だったのですが、


なぜか、
体力が回復し、
徐々に走れるようになったんです。




この写真は、
40キロ付近で
丁度死に物狂位だった時に、
斎藤 悦子さんに撮ってもらったもの。

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オレンジのシャツに黄色い靴が僕


「うっちー笑ってたよ!」

と言っていただき、
嬉しい興奮!!!
あの状況でも笑えてた自分に拍手。


さらに悦子さんから
こんなメッセージが…



実は、あの時、
目の前を疲れ果てた表情の
ランナーの方達が
次々と通り過ぎて行く中、

遠くからでも
はっきりわかる周りと
違うオーラの、

まるでニコちゃんマークの
お面をつけているような
輝くランナーがうっちーでした✨
そこで、正面からの写真を
撮ればいいものを、私は
「うっちーーーぃ‼️」
と3回叫び、
隣にいた里歩から止められて
我に返り、
それから写真を撮ったために
横からのアングルに
なってしまったのでした

この経験を糧に、
今度は、声援を送りながら
しっかり写真を撮る技を
編み出しておくので、
また来てください 笑



改めて嬉しい気持ちとともに、

見ていてくれている人が
いるんだと思いました。




実はこの時、


残り3キロを
約15分で走らなければ
タイムアウト


という深刻な事態で、


普段3キロだけ走るとしても、
1キロ5分なんて
達成したことないですから


何度諦めそうになったことか…


きっと、
悦子さんと
娘さんのRちゃんの声援も、
僕に力をくれたんだと思います。




最後、
街頭で応援してくれている方々から、


「あと2分!!」


と言われて、

あと2分でどこまで行けばいいのかも
分からなかったんだけど、


ここの人たちが
熱くエールをくれているってことは、


僕にもまだ
間に合う可能性があるってことだな。


さらに、
タイムアウトはゴールではなく、
スタジアムのゲートまでなので
予測していた時間帯より
ハードルが低いことが
発覚したこともあり、



2分だったら、
無茶苦茶やっても逃げ切れる
くらいの時間だから


ヤケクソだ!


って、


その42.195キロの中で、


最も全力ダッシュをしました。



ホントにダッシュです。


多分この2分で100人は抜きました。




そして結果として、

最後のスタジアム前のゲートを
タイムアウトギリギリ1秒前で
通過しました。



ゲートの中にさえ入れたら、
後はスタジアムのトラックを
回ればいいわけです。



そして、
ゲートまでのダッシュには、
トラックを回る
体力の温存はありません。


なので、
ゲートを抜けたあと、
400メートルのトラックを走るのに、
5分かかりました笑






結果的に、

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6時間20分38秒



無事完走



となりました。





走り終わって、
しばらく、


しばらくどころか、


20分くらい、



動けませんでした。




まさかマラソンに出場して、


2回ダッシュするとは
思っていませんでした。




感謝とか、

感動とか、

人生変わるとか、




そこにまで思考は
全く届かなくて、




ただただ、



どの体勢なら
気絶しないか、
とか、



どういう呼吸なら、
吐かないか、
とか、




つまり、
普通の体に戻りたい。




ただそれだけでした。




スタジアムを出てからも、


20分くらい、
柵に寄りかかってました。


柵がガタガタって
崩れ落ちても、

そのまま寄りかかってました。
25°くらいで。



行方不明になった僕を
途中で仲間たちが捜索して
見つけ出してくれたほど、


人として
機能していませんでした。





翌朝、


那覇マラソンの様子が
新聞に載っていました。


沖縄ではテレビでも
放映していたみたいです。



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どうやらこの日28℃だったらしく、


この時期にこの気温は、

那覇では
102年ぶり
で、


まさかの

完走者53%
リタイア47%

という波乱のレースと
なったそうです。



そんな中、


完走できたのって、


本当に頑張ったんだなぁと
嬉しさがさらにこみ上げました。






あれ?


そう言えば…



僕、

かなり最後の方にゴールしたので、



もしや!
ブービー賞とか、
ドベとかなんじゃない?!



…って思って、


調べてみました…



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1万4138人



ふむふむ、


あれ?


たしか僕の順位も

1万41なにがしだったから

かなりキテるんじゃない??





僕、何位だったっけ?





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1万4147位





ん?




14138人中
14147位





ビリからマイナス9位





ギリギリどころか、



ハミ出てる?!




・・・




・・・僕は、


本当に

完走したのだろうか…?





ナゾは残りましたが、


なんとか今日も
生きております…。






また
マラソン走ろう!
って思いました!