さて前回の
言ってほしい言葉が男女で全然違うんです。
の続きですが、
「頼る」に関して書かせていただきます。
この「頼る」に関してもいくつか注意が必要です。
たとえば「頼る」と聞いて
「あー、頼るだったら、私出来ているかな？
私結構しんどかったらしんどいって言うし、
荷物とかも持ってもらっちゃうしね♪」
と思ったあなた。
もしかしたら
厚かましいだけかもしれません。
ですので、誤解がないようになるべく適切に表現をさせていただくと、
ここで言う「頼る」とは、
その男性を
あたかも頼っているかのような表現をしながらも
物理的負担はほとんど無いような依頼
をすること
を指します。
もちろん、段階がありますので、
いずれはもっと実質的に物理的に頼ることもしていいのですが、
最初はここに書かせていただいたようなスタンス
でやってみてください。
「このビンのフタ、空けてもらえないですか？」
「着火材があったらバーベキューの火とか
つけてもらえちゃいますか？」
「隣のお席、空いていますよね？
私たち４人なんですけど、
もう1つ奥に詰めてもらってもいいですか？」
「(銀座四丁目の交差点で)すみません、和光ってどこですか？」
シチュエーションの例、狭っ！！！
と思ったかもしれませんが、
（すみません笑）
距離感と依頼内容は密接な関係があります。
適度であることが大切です。
そして、これは余談になりますが、
何かにお誘いしたいときにも同じことが言えるのです。
たとえば何かセミナーを主催するとします。
あるいは実行委員になったとします。
そこに人間関係のある男性を誘うケースを
取り上げてみましょう。
どちらの誘い方のほうが参加すると思いますか？
A「今度セミナーを主催するんですけど、△△という講師の方が
とっても素晴らしくて、多分これこれこういうことがさらに学べると思うから、
○○さんにもすごくこれこれという点で勉強になると思います。ぜひ来てください！」
B「今度セミナーを主催するんですけど、
今私が最も真剣に取り組んでいるイベントなんです。
○○さん興味ないかもしれないけど、私を応援する思いで、ぜひ見に来てください！
そして全体的なところや内容などフィードバックしてください！お願いします！」
これは、一概にどちらが優れた誘い方かは言いきれないところもあるのですが、
あなたが思っている以上に、
Bの方が来る可能性は高いと思います。
Aは一歩間違えると、
「あなたはまだ不十分なので…」
という感覚を受け取られかねません。
そして事実、相手をそう捉えているところがあるからこそ、
のコミュニケーションですよね。
Bは、相手をすでにリーダーとして扱っている
コミュニケーションです。
あなたは男性をリーダーとして扱っていますか？
そして頼んだことができなかったとしても、
リーダーとして扱い続ける覚悟がありますか？
↑こことっても重要です！↑
たとえば２人で海外旅行♪
目的地の空港に着いて、ホテルまではどのバスに乗って行くのかなぁ～♪
彼が聞いてくれるのかな？
「ほ、ほえあ いず ばす ナンバー２？」
・・・え？
「ほえあ」って、
私の地元茎崎町の中村塾の中村先生の英語の発音じゃない・・・。
通じないでしょ・・・。
なんていうふうに、
彼は英語が話せると思っていたら、なんと
残念ながら、彼が全然話せなかったとします。
そこでほとんどの女性は失望します。
そして相手に期待することを止めます。
ヘタをするとそれが原因で、
彼を尊敬できなくなって別れることも…。
海外旅行に限らず、
そういう、途中で期待を裏切られたことってよくありませんか？
彼が実は契約社員だった。
実は彼には貯金がほとんど無かった。
思った以上に家に帰ってこない。
付き合いだした途端、連絡が激減した。
意外と仲間内ではいじられキャラだった。
キャバクラに当たり前に行く人だった。
付き合ってからパチンコに行くことが判明した。
などなど。
そこで結婚ができない女性は、
彼に対し失望し、気持ちがどんどん冷めていってしまい、
「ねぇねぇ、ステファニー♪
そういえばさぁ、先月から付き合い始めた彼、
最近どうなのー？ なんか早速海外行ってたよね？！」
「あ！聞いちゃった？聞いちゃいましたね。
それがさ、なーーーんかイケてないんだよねぇ・・・。
だってさだってさ！
初海外でいきなり空港でテンパってさ、
私のこと散々待たせてさ、挙げ句の果てに
ほえあ
だよ？！ あり得なくない？！
アリエッティじゃない？！
マジ終わったって思ったよ。空港にしてすでに。」
ステファニーがこんな言い方したら、
一緒に話していたメアリーも当然、
「うわ！ちょーーありえないんですけど！！
そういうマジ冷めるわぁ～。
っていうか ホエア って爆笑！！！
昭和英語だね昭和英語。
ヘローって言ってなかった？」
なんてなっちゃいますよね。
この会話によって、
彼に限らず世の中の男性全員が
また少し株を下げてしまったワケです。
おっとステファニーの話が長くなってしまいましたので、
移動時間となってしまいました。
↓つづきはこちら↓
女性ばかりが変わらないといけないワケじゃないんです。