【ご報告】美塾表参道校の河村慎吾が美塾を卒業します。 | 美塾塾長 内田裕士オフィシャルブログ「人のために美しく生きる」Powered by Ameba

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素顔 嫌い メイク 魅力 魅力マトリックス 自分らしさ 自分らしく らしさ らしく キレイになりたい 本当に自分を知りたい


本人のブログにもありますが、

美塾表参道校の河村慎吾が11月30日を持ちまして、
美塾を卒業し、独立をいたします。



表参道校の所在地は、
12月以降美塾ではなく、河村の新事務所となります。


今後の東京美塾は、他にも各地で開催されておりますので
そちらにいらっしゃっていただければと思います。


東京・関東地域での体験教室の日程はコチラ

表参道校に通われていた方も、
他のクラスでの振替や再受講なども可能ですので
お気軽にお問い合わせくださいませ。

info@bi-juku.jp

また、「講師が変わるならもう通いません。」
という方もいらっしゃいましたら、その旨お伝えいただけましたら、
残り回数分のご返金も承ります。


それ以外にも何かご不明な点などございましたら、
上記アドレスまでお問い合わせくださいませ。


また、河村の12月以降の予定やサービスに関しましては、
本人のブログで告知があるかと思いますので、
そちらをチェックしてくださいませ。







4年半、美塾講師を務めあげた河村のこと、
少し書かせていただければと思います。
ちょっと長くなるかと思いますが、お読みいただけましたら幸いです。






河村は、美塾講師養成クラスの0期eastメンバーという
初めての講師養成クラスの卒業生で、



僕以外で初めて
美塾だけでメシを食べるようになった講師です。


2009年に50期で河村が引き継いだ銀座校。
拠点を表参道に移しながら、

今では160期を数えるようになりました。



卒業生輩出人数578名様は、
断トツナンバー2の実績です。





講師養成クラスでは泣いてばかりで、
相当暗かった河村

宿題をやってこれず
養成クラスを一度クビになった劣等生の河村

クラス前夜、「宿題が終わらないです…。」
と泣きながら電話をかけてきた河村に、

「深夜の歌舞伎町に行ってでも眉50人に描いてこい!」

と言ったら、この写メが送られてきて
そのまま連絡が途絶えました。





講師養成卒業後、
初めての体験クラスの後、行きつけのおでんやさんに招待してくれた河村


女将さんが
「おめでたいからタイ!」

って言って、鯛のおつくりをサービスしてくれ

河村は
「こんな美味い鯛は初めてっす・・・。」

と涙ながらに食べていました。

実はこの日は2009年3月11日でした。




第1期の生徒様から早速サプライズのお祝いをしてもらった河村


僕が初めて生徒様にサプライズをしていただいたのは
おそらく始めて2年以上経ってからだと思います。
最初から「サプライズをしたい」と思われる存在だったのですね。





僕が初めて500人の前で講演をさせていただいた
「心技体講演会」本番の壇上で、

「どんな講演をすればいいのだろう?
 シリアスにいくべきか。お笑いでいくべきか。」


と不安な気持ちでメイクボックスを開いたら
こんな言葉を貼りつけてくれていた河村






2011年3月11日の震災時一緒にいて
終日、銀座のオフィスを解放して生徒様にメイクをして元気になってもらいました。




教室を表参道に引っ越してウェルカムパーティーをして疲れ果てた河村







いつもいつも嫌われることを恐れず、
僕に宿題を出し続けた河村







最初、どんなイベントを思いついても参加者が集まらずに
企画倒れしていた河村。

おそらく20回はNGになりました。


僕が
「あのイベントどうなった?」

と聞くと、

決まって河村は
パソコンに顔を向けたまま
キーボードをぺしぺしとたたきながら
「あれ、人が集まらなかったので中止にしました。」

と答えていました。


僕に顔が向けられなかったんでしょうね。

今ならその気持ちが、少し分かります。

(今でもあんまり顔向けてくれないですけどね笑)



それがたった3年で、
1人で100人規模のイベントを成功させる力をつけました。



六本木ミッドタウン・六本木ヒルズ
という普通では開くことのできない会場でのイベントを成功。




などなど。

数え上げたら彼との思い出は尽きません。




間違い無く言えるのは、
彼がいなかったら今の美塾はありません。



誰かが始めたメソッドを、他の誰かが伝えるのは
やりだしっぺの10倍は難しいと思います。


仙台の佐佐木表参道の河村

彼ら2人がその最も大変な偉業を成し遂げました。
あれだけの個性でやり遂げたのです。


2人は僕の10倍人を惹きつけ、僕の10倍人に関わり、
僕の10倍本気で生きて、

今の美塾を、共に築いてくれました。

僕には到底出来ません。






河村が20歳の時に出逢い、
その時26歳だった僕は彼に

「6年後、今の俺より結果出してればいいんだから
 カンタンじゃない?」

って言いました。(全然結果出てないクセに偉そうに笑)



それから4年後、

ちっとも定まらず人生に苦しんでいる
24歳になった河村の人生相談に乗っていた時に、
ハッとしたのです。


「コイツの人生には俺が現れたのに、24歳の俺より結果が出ていない。
 俺の人生には俺は現れていないのに・・・。
 ってことは俺ってコイツにとって全然意味の無い価値の無い存在じゃないか!」


偉そうなことべらべら説教めいたことばかり語って、
結局彼をちっとも導けていない自分がいることに気付いたのです。
恥ずかしいやら、カッコ悪いやら、情けない気持ちになりました。


そこで彼と本気で関わろうと決めたのです。


「講師養成クラスに来い。 卒業した後、メイク教室やらなくてもいいし、
 別の名前で開いてもいい。 じゃなきゃよう育てきらん。」


と言い、彼は講師養成クラスに来ました。



講師養成クラスで彼は自分と向き合い、
殻を何度も破り、そのたびごとに成長を遂げました。



先ほど書かせていただいた
河村がごちそうしてくれた行きつけのおでんやさん。


初めて行ったときにお食事がとっても美味しかったらしく
板長さんに御礼のお手紙を書いて、

「これ、板長さんに渡してください。」

と女将さんに渡したことがご縁で親しくなったと言っていました。


僕はその話を25歳の河村から聞いたとき、
25歳の僕を遥かに超えた人間力を備えた男になったと感じました。


そんな河村も今では29歳。



当然、29歳の僕とは
比べ物にならないぐらいの人物となりました。

いえ、ある意味今の僕と比べても敵わないと思うことが
たくさんたくさんあります。
能力に相当偏りがあり、好みもあるかと思いますが、本音でそう思います笑



そしてその価値観は、美塾という枠には収まりませんでした。

それもあって、今回の選択となりました。


これからはもっと、ハッキリと自らの価値を提示し、
その価値が欲しいという人たちと色々なことを成し遂げていくことでしょう。



このブログを読む、河村を知る皆様。


どうぞ彼を、
今後ともよろしくお願いします。


たとえば
僕や美塾に気を遣って、河村と連絡を取らなかったり、
僕や美塾に気を遣って、河村と連絡を取ったり、

そういうお気遣いは無用でございます。



過度に守ることなく、
頭ごなしに否定することなく、
ただそのまま、ありのままを見て、
お付き合いをしていただければと思います。





そして、河村先生。


あと1ヶ月半。
関わる全ての人々に対して、

やり残したことのないよう、誠意を尽くして、務めを全うしてくださいね。


・「こうしたらいいのに」がよく見える能力
・学びを法則に変える能力
・良くも悪くも人の人生をドラマに変える能力
・誰にでも苦言を言える能力
・自分を信じる能力
・超越した三次元における美的感覚

そして、それらの能力をはるかに超える成長力



僕は、
あなたほど将来の姿が想像つかない
20代の男性を、他に知りません。



4年半、ありがとうございました。
あなたのおかげで今の美塾があります。
あなたのおかげで今の僕がいます。