オプションを勧める接客のコツ | サービスを感動で終わらせない接客法

サービスを感動で終わらせない接客法

サービスでお店の売上はします。どのようなサービスを、どんな手順で実践していくのか?アルバイトでもできる接客法をお伝えします。

こんにちは!
鈴木比砂江です。

今週は合間時間を使って原稿執筆強化Week です。
まぁ、ただ単に締切に追われているだけですが^^;

そこで、
原稿執筆のために、お客様がどんなことを感じているんだろう?と
色々調べていた中に、
3万円のレンズ勧める奴ムカツクという
フレーズを見つけました。

内容としては、○○円均一と謳っているにも関わらず、
高いレンズを勧められたことにイラついたということです。

あまりにストレートな表現に笑ってしまいましたが、
共感できるなとも思いました。

というのも、3~4年前
私の中でメガネを集めるというブームが起こり、
ちょこちょこ買っていた時期があったんです。

その際に、
フレームを決めると、決まって
「○○円で薄型のレンズにできますがいかがですか?」と
聞かれていました。

そして、私はムカツクという感情はありませんでしたが、
ことごとく断っていました。

きっと同じように感じている方は
今でもたくさんいるはずです。

では、高いレンズを勧めることは悪いことなのでしょうか?

これは、勧めることが悪いのではなく、
勧め方に問題があるんです。

どのようにすればよいのでしょうか?
ちょっと想像してみてください。

例えばメガネのフレームが決まった際に、
・一日にどれくらいのお時間メガネをかけますか?
・重さが気になったことはありますか?
・割れちゃったりしたことはありますか?

などの質問があったらどうでしょうか?

目の悪いお客様は
「うん。ずっとかけていて、耳の上が痛くなったことがある」
とおっしゃる方もいるでしょう。

そこで、
「ちょっとお値段は張ってしまうんですが、
こちらのレンズにすると~」と、
高いレンズをご紹介する。

そうすると、お客様は
この店員は高いレンズを売り込んできた!と思うのではなく、
私の悩みを解決するために高いレンズを紹介してくれている
というように受け止めてくれるようになります。

そこには、ムカツクという感情は生まれないですよね^^

要は質問を通して、
その商品を必要な理由に気付かせる。

その上で、紹介する。
そうするだけで、お客様は前向きに検討してくれるように
なるのです。

例え、もし「割れちゃったりしたことはないですか?」という
質問をして、お客様が「ない」と答えたとしても、

「そうだったんですね。
であれば、必要ないかなとは思いますが、
長くご愛用いただけるために」と添えて
紹介をすれば、お客様は自分の思いを受け止めてくれた上で
紹介していると感じるため、
そこに不快感は生まれないはずです。

どんなに素晴らしい商品であっても
お客様がそこに必要性を感じなければ
「買いたい」と気持ちが動くことはありません。

あなたの接客には、お客様が必要性を感じるポイントが
入っていますか?

ぜひ、一度振り返ってみてください^^


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