往年の美女　京マチ子さんから学ぶ、100才生きる時代に＜美貌＞より大切なものとは？

こんにちは。

大野梨咲（りさ）です。

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大女優、京マチ子さん、

若いころだけではなくて

年を重ねても美しい。

 

 

身長も160ｃｍと

当時としては、背の高い方。

 

1924年生まれで、

活躍されたのは、

 

「羅生門」が1950年、

「雨月物語」が1953年、

「地獄門」も1953年、と

 

20代後半の

一番女性が美しいときに、

仕事も実績も

積み上げた方。

 

 

彼女は、こんな美人なのに

生涯を独身で過ごされたの。

 

だから、ずっとお仕事を

されていたのですね。

（2006年、82才まで！）

 

昨年の11月、赤木春恵さんが

亡くなったときも、

お悔やみの電話のお声には

ハリがあったそうです。

そして95才でなくなった。

 

この年齢が私に

いろいろ思わせたの。

 

 

20代や30代の

読者様だとピンとこない方も

多いと思いますけれど、

 

そろそろ、人生は

80年から100年に移りつつ

あるでしょう？

 

20代後半の、

一番華やかな時代を過ぎても

あと、70年の人生が

続くわけ。

 

 

京マチ子さんが

私たちの人生に

ヒントを与えてくれる

人生のポイントは３つ、

あるわ。

 

１　独身だった

 

２　95才まで生きた

 

３　最後までしっかりしていらっしゃった

 

1の独身というのは、

彼女の年齢からすると

とても珍しいわ。

 

昔は結婚しないと

本当に周りがうるさかったから。

 

でも今の私たちは違う。

 

結婚しないのも自由だし、

離婚も明日かもしれないし、

こんな本まで出ていて、

話題になっているそう。

 

 

 

人口の5割が独身ですって・・・

 

つまり、人生100年時代の

最期を一人で過ごすことって

ありえない未来ではないの。

 

子供がいても、

そばにいてくれるとは

限らないですしね。

 

では、そんな時代に生きる

私たちは何を大切にすればいいのか？

 

それはね、友人。

 

今回の京マチ子さんの

訃報ニュースで、

耳にしたのは石井ふく子さんの

お名前。

 

 

京マチ子さんは、

あの有名テレビプロデューサー、

石井ふく子さんの

お隣に住んでいらっしゃったそう。

 

マンションのお隣の部屋。

もちろん、偶然ではないでしょう。

 

石井ふく子さんは、

1926年9月生まれで、

ここで例として出すのも

どうかと思いますが、

 

1950年代を飾った

世界のセクシー女優

マリリン・モンローと

同い年。

 

そして、独身。

 

京マチ子さんは、石井さんと

同年代でかつ同じ独身、だったから、

きっと、着飾ることなく

何でもお話できたのでしょうね。

 

お葬式も

お子さんもご主人も

いらっしゃらない彼女のために

石井ふく子さんが、

お手配なさったそう。

 

 

これはたぶん、

お互いに、

「私が先に亡くなったときは、

あなたお願いね」と

約束をされていたのではないかしら？

 

京マチ子さんの

ご遺志通り、

密葬で。

 

2006年の最後の舞台も、

石井ふく子さんが

演出したもの。

 

公私ともに、

仲良くしていらっしゃったのですね。

 

今年のお正月、

石井ふく子さんが

ほかの女優さんたちも

お招きして、

お食事会をしたときは、

京マチ子さんも

ご参加されたそう。

 

お隣の部屋に

行くだけで、

楽しい女優さんたちの

お食事会が、

あったのですね！

 

 

これは2001年のお写真。

左から、山田五十鈴さん、

京マチ子さん、石井ふく子さん。

 

 

こちらは、2010年のお写真。

左が京マチ子さん、

右側が、森光子さん。

 

いずれも、親交のある方との

お写真ですね。

 

こうやって、京マチ子さんの

人生を、覗いてみると、

晩年も楽しそう、に

思えませんか？

 

そう、人生100年時代の

私たちに必要なのは、

友人、です。

 

女性の友人よ！

 

 

近くに住んで、

何でも話せて（お墓のことまで）

できれば、一緒に

お仕事などまでできると

人生は本当に

楽しいと思うわ。

 

20代の今だけ楽しんでも

しょうがないでしょう？

 

人生を最後まで、

楽しんで、幸せに

生きるならば、

女性の素敵な友人を持つこと、と

京マチ子さんは

教えてくださった気がするのよ。

 

 

 

これは夏にすごく気持ちいいの。

ヒールのスリッパもいいけれど、

素足で履くならこちら。

 

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