『宇宙兄弟』、フールに出ているところまで見終わりましたけれど、
ほんっとにいいです。
マンガ、アニメ、見たことない人は、おすすめです。
この作者さん、ほんとにすごいのね。
どの登場人物も、ステレオタイプじゃなく、「どうしてそういう人物」になっているのか、
背景がしっかりしているの。
私は、1番嫌いな人は、自分のものの見方の狭さで、人を見て判断する人なんですよね。
そういう人は、どんなにいい人であっても、「めんどくさい」(笑)
いい人っていうのも、独善的なのでね。
で、この作者さんは、独善的じゃないんですよね。
ほんとに、人をきちんと見ている。
「頭がいい」「冷たい」 → 人間味がない。
とか、描かないんです。
その奥にある、情熱を描く。
ちょっと嫌なところも、どうしてそうなっているのか、ちゃんと描くんですよね。
だから、宇宙飛行士たちのお話って、私たちには非日常なんだけれど、
ものすごくリアル。
で、宇宙飛行士になる兄弟、ムッタもヒビトも、それぞれ、宇宙飛行士になって
月に行くっていう、自分の夢に向かって進んでいくさまがすごくいいんです。
そして、この兄弟を育てた母ちゃん、父ちゃんが、すこぶるいいんです!
ムッタもヒビトも、子供の頃から好奇心が豊かで、夜、自然の声を録りにいったり、
天文学者のシャロンさんのところに押しかけたりしています。
そういうことを、この母ちゃん、父ちゃんは、全部、ゆる~く許しています。
「許す」という感覚もなく。
この2人、「~べき」がない感じなんですよね。
それぞれ、毎日を楽しんでいるんです。
だから、子供たちにへんな期待をしません。
自分の夢の代わりをさせようとしたり、バッグにブランドものの価値を求めるように、
子どもに「人より価値がある」ことをまったく求めていないんです。
ただただ、毎日、自分たちが楽しく過ごしている。
だから、子ども達に、干渉しないんです。
いい意味で、ほっておくんです。
子どものヒビトがいなくなっても、さわがない(笑)。
「帰ってくるよ、そのうち」っていう感じなんですよね。
このいい意味でほっておくことが、ムッタとヒビトの、好奇心をつぶさないんです。
2人は、好奇心のままに行動して、自分たちでやりたいことをみつけて、
それに向かって進みます。
ヒビトは、自分のなかに「絶対」を持って。
ムッタは、ヒビトにひっぱられるようにして。
これまでの教育って、明治時代からの、富国強兵の教育だったんですよね。
それが戦中、戦後の高度経済成長を支えてきたので、これまでは
それでよかったんです。
でも、どんどん機械化が進んでグローバル化が進むと、その教育では、
日本は世界に遅れてしまう。
だから、あわてて文科省も、大学受験の方式を変える準備をしています。
これまでの、暗記的な学力重視をやめる方向に。
でも、大学受験からやっても、おそいんですよね。
まず、家庭が大切です。
この母ちゃん、父ちゃんみたいに、いかに、いい意味でほっておけるか。
学習塾を12年やってきましたけれど、親ごさんが介入しすぎて、
「自分で考える」ことをしなくなってしまうお子さんって、多いんです。
宇宙飛行士になるための試験、実際のクルーに選ばれるための試験って、
実地訓練のなかで行われるんですが、かなり難しいんです。
それをクリアしていくには、「折れない意志」と、「発想力」、
そして、「コミュニケーション能力」
が必要とされます。
これからの時代に、ものすごく大切なものだと思います。
子どもたちに、これらを身につけてもらうのには、
大学受験の変更ではまったく足りなくて、それじゃあ何が必要かといえば、
再三言いますが、いい意味で、子どもたちをほっておける力、です。
そのためには、親じたいが、自分で人生を楽しむ力、
が必要なんですよね。
人生を楽しむための講座、6月はこの2つです。
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