最近は、本もあまり読まず、ドラマも見ない。
書きたいことが山のようにあって、かえって書けない。
整頓ができない。
頭のなかの宇宙を、ただ銀河鉄道に乗って旅しているような気分だ。
読んだ本のすべてを覚えているわけじゃない。
あっというまに忘れてしまうものもある。
そのなかで、ふっと思い出すものもある。
白石一文さん著の『翼』の中の一節を、ふと思い出した。
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主人公の里江子が、信頼する上司と話していた時に言う。
「自分のことを最も深く理解してくれている人間の死は、
自分の死と限りなく近いのかもしれませんね」
そして、考える。
「自分のことを最も深く理解できるのは決して自分自身とは限らない。
だとすると自分という人間を最大限に
把握している別の人がいて、
もしもその人が消滅すれば、
「自分というデータ」のまさに
中枢部分が失われることになる。
それは自分自身の死よりもさらに”致命的な死”と言えないだろうか?」
人が、親しい人を亡くした時、悲しいと思うのは、その人自身がいなくなって
寂しいということと同時に、自分の死をもそこに感じるからなのだろう。
逆に言えば、自分のことを理解していない人の死には、自分の死は感じない。
だから、誤解を怖れずに言えば、私は中学生の時に、両親が亡くなっても、
両親のために悲しむことはあっても、自分のために悲しいとは思わないだろうと
思っていた。
あ、両親のためには、かなり悲しみますよ。その人生をかえりみて、純粋に。
両親を好きとか嫌いとかとは、別の次元の話として。
彼らと私の質は、まったく違ったから。
私をまったく理解しない人たちと同じ時間空間 過ごしても、そこに私は存在しない。
彼らが思う、「私とはちがう私」が虚像のように存在しているだけだ。
だから私は、19歳の頃には真剣に無人島に蒸発したかったのだ。
今は、こうして時代の恩恵を受け、自分はこうだ、と発信している。
物語を書き、詩を書き、コラムを書き、記事を書き、ハングアウト、ユーチューブで放送している。
そこで、私は私を偽らない。
だから、それらが好きだ、という人たちが集まってくれればいいと思っている。
あなたが、本当の友達、仲間を求めたかったら、特別な人と出会いたかったら、
あなたは、あなたを偽ってはならない。
あなたを発信しなくてはならない。
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10月27日(火)11:00~13:00 東京
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あなたを理解しない人と一緒にいても、あなたはあなたの人生の時間をムダにする。
あなたを理解して、好きでいてくれる人たちと過ごしませんか?
それが、あなたを大切にする。あなたの人生を大切にする、ということです。
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