「いい話って、時どき人を殺.すんだよ」~『問題のあるレストラン』 | 言葉の羅針盤~人生・起業の悩み解決

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~自信を取り戻せ!
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晴れ。

新ドラマを見まくっているのだけれど

『問題のあるレストラン』2話目もおもしろかった。


1話目はこちらリンク

      ↓

ひどいセクハラをされたら~『問題のあるレストラン』


主人公たまこの高校時代の友人きょうこは

なぜかとても自信がない。

離婚してほしいと言われている夫にたいしても

「ごめんなさい」を連発。


たまこにも

「たまこ、働いてるもん。

専業主婦より上でしょ」と何度も言う。


たまこがついに言う。

「誰? 誰が、どんな時間が、

どんな生活が、どんな言葉が、

あなたをそう思わせたの?」


ってことは、きょうこは高校時代はこういう人じゃなかったということか。

こういうふうに思わせたのは、夫のようだ。


夫は離婚をつきつけ、家で新しい女性と暮らし、

一人息子まで連れて行ってしまった。


たまこと一緒に、息子を取り戻すために夫に会いに行く。

勝手なことばかり言う夫に、たまこが言う。


「きょうこは、3つの役割をやってたんですよ。

・ホームヘルパー

・ベビーシッター

・老人介護

一月の給料に換算すると、51万円。

あなた、自分の給料から、それ支払えたんですか?」


すると、夫は言う。

「母の人生は、父と俺に捧げてくれた人生だったんだ。

それはお金に換算されるものじゃない。

無償の愛だったんですよ!」


ついに、きょうこが反論。

「お母さんの話、すごくいい話だと思う。

でも、いい話って、時どき人を殺 すんだよ。

お母さんがどう思ってたのか、私なんかにはわからないけど、

あなたが思うとおり美談だったのかもしれないけど、

でも、でもさ、

それ誰かに押しつけたとたん、美談じゃなくなるんだよ。


夫を支えるために、

一生を捧げた妻の話なんて、

私にはのろいの言葉で

しかなかった!」


生活力のないおまえが息子を育てる根拠はあるのかと詰められ、

「根拠はあります!

ヒロムには、あなたみたいな

男の人になって欲しくないからです!」


言ったねえ。

言えたねえ。

この夫は、エリートみたいで家もりっぱ。

で、理屈で強引に相手を納得させるのに長けている。

右脳的なきょうこには、それに対するすべがなかったんだろう。

左脳的な言い方ができるたまこの助けがあって、

やっとのことで自分が思っていることを言えた。


こういう、自分の理屈で人を押さえつけようとする人は嫌い。

思考して言ってるんじゃなくて、単に押さえつけるために理屈を使っている。

だから、理屈が負けそうになると声を大きくしたりする。

この夫は、ファミレスの呼び出しボタンを投げたりする。

男性でも女性でも、こういう人は嫌い。


しっかし、これコメディって書いてあったけれど

コメディなの?

けっこうまじめに問題提起しているドラマだと思う。


そしてきょうこは、かなりきちんとやってきたよね。

驚く。なのに自信をねこそぎとられて

いつも「ごめんなさい」って。

なんだか悲しすぎる。


ではまたね。

夜投稿予定。