人生のハンドルを切るのは私~『ゴーストライター』 | 言葉の羅針盤~人生・起業の悩み解決

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~自分でハンドルを切る。

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今朝は、みぞれになった。

寒いね。


さて、新ドラマ『ゴーストライター』2話目。

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「本当の私を生きたい」とか『アナ雪』とか~『ゴーストライター』


美貌の売れっ子作家遠藤リサの育った環境は複雑だ。

一般的に母親は女の子に無難な道か、

一般的な成功を望むけれど、リサの母親は

リサにフツウであることを許さない。


おそらく自分がかなえたかった夢を娘にたくしたのだろう。

個性的に成功することを望む。


痴呆が進んだ母にリサは言う。

「私の人生なのに、

運転するのは全部お母さん!」


作家になって成功したのも、

自分の本当の望みじゃなかったのかもしれない。


それでも成功しているうちはまだよかった。

書けなくなってくると、苦悩が襲う。

世間の期待(母親の期待)に

応えられない自分を

受け入れられない。


つまりは、

自分の人生のハンドルを自分で切りたいと言いながら、

そのハンドルはまだ母親(世間)にゆだねているのだ。


リサは苦悩の中で、アシスタントの由樹のなかに、

開花していくすばらしい才能をみつける。


野望の強い編集長はリサをそそのかす。

由樹にプロットを書かせ、それに肉付けすればいい、と。


結婚して田舎に帰るという由樹。

由樹の前で、その婚約者にリサは言う。


「あなたが求めている女は、

黙ってどこへでも従うような女。

あなたの車の助手席に乗って(いる女)」


これは、あながちまちがいじゃないだろうなあ。

田舎で結婚すれば、

夫の親族は「嫁」としか見ない。

書くことに才能のある人だなどという目では見ない。

それが見られれば、かえってそれを邪魔なものだと思う。

つぶそうとさえする。


由樹は結婚をやめ、リサのアシスタントを続けることにする。

これは正解でもあって、新たなまちがいへの道でもあった。


1つの車の助手席からおりて、

よりりっぱに見える車の助手席に乗ったにすぎない。

由樹は、そのつもりはなかったけれどね。


1人の女性が、自分の人生のハンドルを自分で切ることは

まだまだむずかしいところもあるかもね。


ではまたね。