【か】書くということ | 言葉の羅針盤~人生・起業の悩み解決

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~私を創造する。
.

あいうえおエッセイ。

今日は「か」


「書くということ」


下の子が、「ツイッターに我ながらいいことを書いた」

と言ってきた。


「へえ、どんなこと?」

「同族殺 しについて」

「へ、へえ」

「読んでみて」

とスマホを渡されるが、へんなところを押してしまって

とんでしまう。


「読みあげてみて」

という私のリクエストに応え、下の子が読みあげる。


ほう~。

いつのまにこんなふうに論理的に書けるようになったんだ

と感心する。


下の子が最近読んでいた本。

『ドストエフスキーの詩学』

『恋愛論』(スタンダール)

『罪と罰』(ドストエフスキー)


こんなもの、読むようになったんだな。

そういえば、長男の時もそんなふうに思ったことがあった。

『言語にとって美とはなにか』

(吉本隆明~吉本ばななさんのお父さんね)とか。

ほんとにわかるのか? などと心の中で思ったりもしたんだけれど

まああの読解力ならわかってたんだろう。


で、下の子はツイッター記事はカギをかけて、

親友2人にしか読めないようにしているという。


「公開したら? 何か言われるかもしれないけど

そこで生まれる交流も出てくると思うよ」

「うん、でも理解されようとは思わないんだよね。

ただまとめないと、

頭の中がぐちゃぐちゃしちゃうじゃん」


なるほど。

一理ある。


書くというのは、頭の中を整理することでもある。


そして、自分をみつめることでもある。

人と話している時は、その場の雰囲気で言ってしまうことがある。

でも一人で書くという行為は、

場とは関係なしに、自分が本当に思っていることを追求できる。


けれど書くことは、自分をあらわしているわけでもない。

自分というものはあんがいあやふやなもので、

しっかりとここにあるようでいて、ない。


書くことで、自分を創造している。

書くというのは、そういうことだ。


それにしても、

子どもを産んで育てて、

私が欲しくてしかたがなかった

「私」を理解できる人物たちをいつのまにか得ていたのだな

としみじみと思った。


ではまたね。