毒母はやっぱり以外に多い?~遠野なぎこさんの活動 | 言葉の羅針盤~人生・起業の悩み解決

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~中高生女子に要求されるのは成績、学力。

ずうっと以前の投稿再投稿


さて、昨日の「ノンストップ!」で

遠野なぎこさんが出ていました。

毒母についてやっていましたね。

遠野さんはブログで

毒母に傷ついて悩んでいる方たちの相談に

のっていらっしゃるということです。

たくさんの相談が寄せられるそうで、

やっぱり毒母は以外に多いということですよね。


心理カウンセラーの真香(しんこ)さんが、

50代、70歳過ぎても毒母に悩んでいる方がいると

おっしゃていました。

「もう亡くなっているのに、死んでほしい」

と思っていると。


物理的には亡くなっていても、

自分の中に生きているんでしょうね。

傷つける存在として。


母親の影響って大きいですよね。

でも考えてみると不思議ですよね。

たとえば車を運転するのにも

免許が必要で、勉強して訓練して

ペーパー試験と実技試験に受からないと乗れない。

でも母親は

子供ができれば誰でも急に

母親になってしまう。

自分の心の準備ができていなくても。


子育てについてなんて、

中学高校の家庭科でほんの少しやった程度。

今自分が学習塾をやっていて思うけれど、

中学生高校生の女の子に

要求されているのは

子育ての知識じゃない。

成績。

学力。


将来ものすごく子育てが上手なお母さんになれる

資質があっても、

そこではまったく評価されない。


就職試験でもそう。

会社でもそう。

まあ、社会に出てからは

昔かたぎのおじさんたちが

「いいお母さんになれる」とかってそういう面で

評価してくるけれど。

でも実際に子育てを教えてくれるわけじゃない。

それが、子供ができてから

一転して急に「お母さん」を要求される。


どう考えても、ちょっと無理がある。

かといって、

女の子はお母さんになるんだからと

そのための訓練ばかり小さい頃から

要求されても困るけれど。


でも今の状態だと、

いい実母がそばにいて

いいぐあいに子育てをフォローしてもらえないと

若いお母さん達は困ると思う。


だから実母が毒母だと、

遠野なぎこさんやLilicoさんのように

子供を産みたくない、というのはわかる。

ふつうに育ってきても子育ての知識なんて

ないのに、

実母の嫌な記憶しかなかったら、

子育てはとんでもなく大変になる。


毒母に育てられた男性も大変だと思う。

でも女性は、

子育てをしなければならないから

もっと大変だ。

子育てが怖ければ、

自分にはとうていできないと思えば、

子供を持たない、という選択しかない。

男性のように

奥さんに育ててもらえばいいという選択がない。


それにしても、

「死んでいるのに死んでほしい」

と思われるのは、すごいことだ。


ではまたね。