今まで、このブログを読んでくださった方おひさしぶりです。

私事に関することで恐縮ですが、今まで気管支炎にかかってブログを書くことを中断していました。なんとか回復してきましたので、これからコツコツ書きためていこうと思います。



ところで今日のテーマは、角質のケアについてです。誰が言ったのかは不明ですが「女は28日で生まれ変わる」という言葉があります。実はこれは女性に限ったことではないのです。



というのは、人間の表皮細胞は、約28日でその役目を終えて剥がれ落ちるからなのです。そして剥がれ落ちる、肌の一番外側にある部分を「角質」と言うのです。そして、この脱皮力は、年齢とともに落ちるので、どうしても肌の表面に古い角質が固まりやすくなるのです



明日は、角質ケアがなぜ必要なのかについて書きます。



毛穴の黒ずみがなかなか落ちなくてお困りの方も多いと思います。泡立てネットをつかい丁寧に泡を作って洗顔しても、なかなか落ちなくて悩んでいませんか。心配しないでください。意外と簡単なんです。



毛穴の汚れを落とすには、しっかりと泡立てた固めの泡を、皮膚と手の間にクッションのように起き、ぶるぶると振動させれば良いのです。この時手は動かさず振動させるのみにします。手を動かすと泡を移動させてしまい毛穴の中にまで入りこまないからです。


一番汚れの気になる小鼻の周りは、30秒位振動させると黒ずみもとれると、私のクリニック目白委員長、平田雅子先生も言っています。

このブログで「ダブル洗顔はやめましょう」と何回か書いてきました。これはクレンジング剤の進化により、洗顔料と同様に素肌の汚れも落とせるようになったからです。


それでは、皆さんが愛用しているクレンジング剤が素肌の汚れまで落としているかを

見極めるにはどうすればよいのでしょうか。


これは、意外に簡単です。洗顔時に泡がすぐ消えるかどうかで容易に判断できます。泡がすぐ消えるものは、汚れをつつみこんでいる状態になるので、すぐに泡が消えます。反対に泡が消えないものは、汚れを包み込んでいないので、洗顔料としての機能をはたしていないことになります。


薬剤師の三谷てるみ先生のアドバイスによると、「水ですっきり洗い流せるクレンジング剤を使っている人は、洗顔料は極力少なく、水をたっぷり加えて薄め、短時間に洗いあげるようにすると良い」ということです。




毛穴の奥深くの汚れを落としやすくするには、洗顔前に蒸しタオルで毛穴を広げておけばいいとよく言われます。実は、これは問題があります。


私のクリニック目白院長の平田雅子先生によると、毛穴は、広げるのは簡単なのですが、縮めることは難しく温めて広げた毛穴は冷やしたからといって、もとには戻らないそうです。


また、氷で肌を冷やして毛穴を縮めるという美容法も問題があるようです。たしかに氷で肌を冷やすと血管が収縮して、一瞬だけ肌が白くなるのですが、その後皮膚温がもとにもどると血管が広がり皮膚に赤みがでてしますからです。


1.顔そりをやりすぎてはいけない


花嫁の化粧のりを良くするために行った、いわゆる「ブライダルエステ」の顔そりは近頃では、エステでの顔そりパックとしてすっかり定着したようです。


たしかに肌に透明感が出たり、化粧ののりが良くなるといった利点があります。けれども顔そりは、鍋にこびりついた汚れを金属片で削り取るような行為で角質以外の肌のいろいろなものをそぎ落としてしますのです。


顔を洗いすぎてしまうと、肌の自己防衛機能が衰えることをこのブログでも再三書いていますが、顔そりは洗顔のやりすぎと同じような悪影響を肌に及ぼすのです。やっても月に一度程度にしてください。



2.眉毛抜きをやりすぎてはいけない


昔、週刊誌で「安室奈美江さんが、暇さえあれば眉毛を抜いている」といった内容の記事を読んだ覚えがあります。


ことの真偽はともかく、眉毛を習慣的に抜き続けると、そのうち生えてこなくなります。アイブロウが失敗し、眉毛が4本になることがなくて良いという大胆な女性もいますが、これは危険な考え方です。


眉毛が生えなくなるくらい、肌を引っ張り続けると、その部分がたるみやすくなります。また抜いた後の毛穴からばい菌が入って炎症を起こすこともあります。ハサミでカットするようにしてください。



日常的には薄化粧であっても、パーティーに呼ばれたとか絶対に落とさなければいけない一番という時もありますよね。そういったときは、成分などあまり気にせず感覚的に、化粧品を選んでも良いのですが、ちょっとした注意点もあります。


1.ファンデーション


香料やパラベン(保存料:シミやシワなどの原因となる)など皮膚障害を起こしやすい成分が含まれている場合があります。


敏感肌だったり、アレルギーや肌トラブルを起こしやすい人は、刺激に弱いので肌から吸収されにくい商品を選ぶ必要があります。


液状タイプは、合成界面活性剤が加えられています。固形や粉の方が吸収されにくいので、日常用には、パウダータイプ、よそいき用には、リキッドタイプやクリームタイプがお勧めです。


2.口紅


飲み物や食べ物の香りを楽しめないような強い香料が使われているものは避けましょう。


また、鮮やかな発色で色持ちするタール色素入りはよそいき用とし、タール色素が使われていない日常用とを使い分けることが賢い女性のたしなみです。


3.アイシャドー・アイライナー


アイシャドー・アイライナーなどの目周りの化粧は、毎日するのはさけましょう。目の周辺は、脂分が少なく敏感な部分だからです。


また眉は刺激に弱いので眉墨でこすり続けると薄くなり生えにくくなるからです。

クリームと乳液の役割の違いを意識してメイクをしていますか。この2つは、働きはとても似ていますが、乳液が脂分を補うことを役割としているのに対し、クリームは、脂分を補うだけでなく、肌に不足している栄養分を補う役割をになっています。



だからこそ、バランス良く取り入れることが大切です。食物の食べ過ぎのようにクリームのつけ過ぎは、肌を傷めることになります。少ない量を効果的に伸ばすのがお勧めです。



適量を手にとり、いったん手のひらで伸ばしてから、顔に手を押し当てるようにつけていくのが良いでしょう。肌に負担をかけず、均一にクリームを伸ばすことができるからです。


食品には、深刻なアレルギー症状を引き起こす原料の場合は、混入する微量成分についてまで表示が義務づけられています。


一方、化粧品にはアレルギー症状を引き起こす原料を記載する義務がありません。


ところが、化粧品にも卵・牛乳・大豆などアレルギーを引き起こすものが使われています。


たとえば、保湿剤の原料として卵や大豆が使われていることもあります。アレルギーやアトピーの症状を持つ方は十分に注意をしてください。

1.乳液の役割


洗顔によって失われた潤いは、水と油で作られます。化粧水で水分を取り戻したら乳液などでバランス良く脂分を与えることが必要です。


適度な脂分は肌を柔らかく保ってくれるしキメも整えてくれます。特に年を重ねた場合は、乳液は必要です。


2.乳液のつけ方


コットンを利用し、目の下や頬、目の周り、口の周りなど渇きやすいところからはじめて最後にTゾーンを。仕上げは手のひらで包んで乳液を落ち着かせます。


またメイクの前に乳液をつける場合ですが、軽くリズミカルにマッサージをする方法を進めます。この方法により血行が良くなり、肌が起き上がってきます。また手でふれることにより肌の状態を把握することもできます。

1.ふくようになじませ肌を柔らかくする


化粧水をコットンにとり、顔全体に中央から外側に向かってふくようにします水分が十分にしみ込むので、柔軟化粧水やふきとり化粧水に向いています。



2.パタパタと軽くパッテイングして引き締める


化粧水をコットンにとり、肌をパタパタと軽くたたきながらパッティング。なじませつつ肌に刺激を加え、毛穴を引き締めます。収れん化粧品はこのやり方で



どちらも軽く・そっとが大切です。