全体が水色のキラキラで、見えない床の上にいるようだ。

僕らの周りを8つのドアが囲んでいる。怪しい。

夢だと信じて天魔に聞く

「ここはどこだ?」

「平行世界のようだね」

ぼくは知識を披露されたから、わかりやすく書いておこう。

『過去のある時点で分岐して、併存されるとする世界だ。』らしい。

「さあ、どのドアからいこうか」

「あーごめん。ぼく塾があるんだった。」

できるだけ棒読みにならないように言った。

「ここに塾はないよ」

ぼくの心が折れた。

康太がドアを開ける。

「おーい。早く来いよ」

ああ、最悪だ。

「最高じゃないか」

「本日2回目 超能力者か!」

こうして、始めたくない冒険が始まってしまった。