東西に走る六甲山系
山裾に拡がる住宅地
神戸らしい光景を電車の窓からみるたびに、やっぱりいいなぁと思う自分がいます。
龍脈とは水脈であり、水脈は豊かさです。
六甲山の扇状地である神戸は、その水脈を生かして栄えた町でもあります。
(灘の酒、神戸製鋼が代表的です。)
改めて、地元の龍脈を辿り、感得してみたいと思い、先達さんと一緒にお参り遠足に行きました。
まずは、摩耶山の忉利天上寺からスタートしました。
お釈迦様のお母さんである摩耶夫人を本尊とするお寺です。
↓こちらは摩耶夫人像です。
本殿には観音様が7体もいる立派なお寺です。
紫色の雲の上に乗った毘沙門天さまが、インドから神戸摩耶山へやってきたそうです。
たしかに神戸の龍脈のスタート地点はここだということが、明らかでした。
お次は、六甲比命神社へ行きました。
ここはまさしく、行ける人しか行けない神社です。
御神体の岩の求心力に、ただただ驚くばかりで、まぎれもなく神業でした。
お尻岩を割って遊んでみました♪
天狗岩からの眺めも最高でした。
六甲山の龍脈が一旦地下に潜った地点が、甲山のコロンとした地形であり、地上に噴出した龍穴が越木岩神社です。
甲山まで下りてくると、娑婆に戻った感じ(私達の生活に密着している感じ)がします。
神呪寺は、母校武庫川学院と縁のある寺でもあり、除夜の鐘を鳴らしたり家族でよく遊びにいった場所でもあります。
真名井御前様、空海さん、如意輪観音さま、真言密教、理趣経など、その辺りを少しだけ学習していたので、益々興味深く、久しぶりに懐かしい神呪寺をお参りできました。
眼下の景色も下界に近づいています。
最終地点は越木岩神社さんです。
こちらは私達の家族の行事でお参りしてきた産土神社になります。
いままでは、何の気なしに御神体の岩をお参りしてきたけど、六甲比命神社と越木岩のつながりを感得できた私には、あの山の出先機関が越木岩さんであるという龍脈と龍穴の存在をわかって、これからお参りすることができます。
それだけでも大いなる変化です。
今回の巡礼を通して、
素直にお願いすること。
恰好つけないこと。
大丈夫なフリをしないこと。
感情に蓋をしないこと。
意のままに行動すること。
そんな体感がありました。
先達の田中一人さんと松本育子さんのお導きあってのことです。
お二人とご一緒させて頂くのは二回目でした。
神仏との付き合い方のヒントを一つでもいいから受け取って、自分の生活に取り入れています。