「美」と「健康」の情報をお届けするコロンボです。こんばんは。
最近、買い物によく行くスーパーで「オリゴ糖」をよく見かけます。
「オリゴ糖」ってどういうものでしょうか。
糖質を抑えられる甘味料だと理解されている方が多いように思います。
有名料理研究家の先生のご本にも、料理に使う砂糖の代わりに使うことで糖質が抑えられると書いてありました。
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これは正しいか間違っているかというと間違っているとは言えません。ただしオリゴ糖には種類があって、オリゴ糖と呼ばれているものの中には糖質が多いものも含まれています。
厚生労働省が提供している健康情報サイト「e-ヘルスネット」には「オリゴ糖」の情報提供として以下のように書いてあります。
「単糖が2個から10個程度結びついたもので、少糖類とも言われています。ただし明確な定義はなく、ショ糖・麦芽糖・乳糖などの二糖類も本来はオリゴ糖の仲間といえますが、一般的には3つ以上の糖が結びついたものをオリゴ糖と呼んでいる場合が多いようです。」
つまり糖質の多い二糖類も本来はオリゴ糖の仲間とのことなのです。
オリゴとは数が少ないという意味で、「オリゴ糖」は単糖が少ない数で結び付いた構造の糖質をグループとして括ってそのように呼んでいるのです。
やはり「オリゴ糖」は糖質が少ないと盲目的に思い込むことは危険なようです。
それでも一般的には3つ以上の糖が結びついたものをオリゴ糖と呼んでいる場合が多いようで、二糖類をオリゴ糖として販売しているものはほとんど無さそうです。
そうすると「オリゴ糖」は糖類ゼロの甘味料ということになります。
少なくとも糖質ゼロではありません。
厚生労働省の「e-ヘルスネット」には代表的なオリゴ糖として
砂糖を原料に酵素を作用させて作られるフラクトオリゴ糖
大豆から天然成分を抽出・分離させた大豆オリゴ糖
乳糖にβ-ガラクトシダーゼを作用させたガラクトオリゴ糖
などを挙げています。
これらのオリゴ糖の種類によって、摂取後の血糖値への影響は異なるようです。私が知っている限りでは「フラクトオリゴ糖」は血糖値への影響が少なく安心して使用できます。
ここまでオリゴ糖について書いてきましたが「オリゴ糖」を入手する時に、オリゴ糖の種類よりももっと注意しないといけないことがあります。
オリゴ糖以外のものが含まれているものも「オリゴ糖」として販売されている商品もあるのです。
長くなってきたので改めて続きを書きたいと思います。