突然ですが「塩分は摂りすぎると体に悪い」これは本当にそうなのでしょうか。
人はたいてい年齢が上がると血圧も高くなります。血圧が上がると言うことは、血管に与えるダメージが高まると言うことですから高血圧は体に良くありません。
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ダメージを与えられた血管は当然破れることもあり、それが脳内なら命に関わるっこともあるでしょう。
血圧が上がるのは塩分の取りすぎが原因であるように当たり前に言われています。
私自身も半年ほど前に風邪をひいて行きつけのクリニックに看てもらいにいったところ、最初血圧を測ってくれた看護師さんに「最低血圧が高めです」と言われました。
そんなこと一度も言われたことがなかった私はとっさに「塩分の取りすぎ!?」かと考えました。私は薄味にも慣れているのですが、お酒好きなのでイカの塩辛などのお酒の肴を好んで食べることが多いのです。私自身にも「塩が悪い」と常識的に擦り込まれています。
「塩分を取りすぎると血圧が上がる」と思いこんでいるのです。
私が学生時代の話しですが、クラブ活動の一環で周辺地域の小中学生を連れてキャンプ生活行うことをしていました。
小中学生を預かるわけですから、何かあったときに対処できるような知識をつけるために赤十字の救急法の研修を毎年受講しました。
その講習時には、塩分の大切さをすごく教えられました。キャンプはたいてい夏に行います。夏は汗をかきやすいので塩分が失われやすくなります。
失われた塩分を補給するのにポテトチップスを食べるのが良い、というが印象的でした。普段から親しんでいる身近なお菓子が命を守るのに役立つというのが心に残ったのです。塩はそれだけ人間の体にとって重要な栄養素です。
しかし一方で塩分の取りすぎが体に悪い、血圧を上げる原因となっている、というのは本当なのだと思います。
しかし血圧が高い人は誰もが塩分を控えることに努力しているのに、血圧が高い人は減っているのでしょうか。むしろ増える傾向にあります。
減塩醤油、減塩みそ、減塩商品も色々見かけます。塩を控えようと心がけている人は多いはずなのにです。とても不思議です。
塩を減らそうとしているのに高血圧症疾患の方は減らないというのが事実なのです。そう思うと本当に塩が原因なのか疑いたくなります。
私のお婆ちゃん、もう亡くなって随分経ちますが、未だによく思い出します。お婆ちゃんは塩で歯を磨いていました。
口内炎にも塩を塗っていましたし(痛すぎる・・・)しもやけも塩でもんでいました。塩が万能薬であるかのような使い方をしていました。
アテネオリンピック銀メダリストであるアーチェリーの山本選手、試合前には塩をなめてから臨むと聞きました。
加えて塩は体を温めるのだそうです。つまり代謝が高まるのです。
古代ギリシャ時代にさかのぼると、塩はとても貴重で通貨と同様の役割を果たしていたようです。
奴隷の売買が行われていた時代、奴隷を買うときにはその奴隷の体重と同じだけの重さの塩と取引したそうです。
また古代ローマの兵士の給料は塩で支払われていたそうです。
ラテン語で塩のことをサールというそうです。サールは英語のソルト(塩)、サラリー(給料)の語源になったそうです。
健康にも美容にもダイエットにも、塩には良い面が有るようです。
誰もが塩味が好きなのは、体に重要な要素だからです。

しかし塩化ナトリウムを摂れば良いというのではありませんね。
ミネラルたっぷりの自然塩をうまく体に取り入れてください、摂りすぎには注意して。