いま、シンガポールに来ている。

さすが熱帯地域、毎日蒸し暑い日々が続く。

先日はスコールに見舞われ、一時的にどしゃ降りになった。

真昼の太陽はまさに真上。影が足元のみに当たっている。


今日で既に5日目だが、やっと少し観光することができた。

マーライオンのしぶきを浴び、人の多い海沿いのプロムナードや

ネオンのビルの真っ只中を歩いてきた。


それでも、一番楽しかったのは、Little Indiaだった。

何が楽しいかと言うと、区画全体がマーケット化している点だ。

路上でさまざまな果物が吊るさっているし、周りは本当に

インド人ばかりになる。

服屋や装飾品店までがインド人向けで、まるでインドに

来ているかのような心地になった。


きっかけは、これまでほとんどの食事が中華系だったからか、

無性に何か違うものが食べたくなって行ってみた。

今日は昼もろくに食べてなかったから、夜はしっかりと

食べることにした。


路上の客引きと会話をし、彼がネパール人で大学に通いながら

バイトをしていると知った。

フレンドリーな彼も店も魅力的だったが、若干予算オーバーのため、

違う店に入った。


フードコートのような場所だけど、席で注文する形式の

レストランだった。

ビール+お通し+カレー+ナンで20ドル弱(1260円位)。

カレーは日本にあるインド料理屋よりもおいしい気がした。

そしてお通し代がかからないのも魅力的だ。

えびせんのような味で、ビールとよく合った。


マレーシアの方にも足を運ぶ企画をしていたが、

初の出張かつ月曜からは上司もいない一人状態というだけあって、

緊張がなかなかほぐれない。

明日は大学の先輩と飲みの約束もあることだし、

マッサージか何かに行って羽根をのばさないとな。



最近、面白い人に出会うことが多いような気がする。
その中で特に印象に残っているものを紹介しよう。

1.善人

所用で使った深夜の駐輪場。
100円パーキングに停めていた自転車を出そうとしたが、
肝心の小銭がない。
しかもこういうときにカギって万札しかなく、
自販機でも対応できない。近くにコンビニもない。
あぁどうしよう、と右往左往していたところに、
同じく自転車を出そうとしていた若い男が、
なんと、100円を恵んでくれた。
最初は何か裏があるのかと警戒したが、
「いいよいいよ、俺も前に同じことされたから」
と言って渡し、そのまま去っていった。

私はこれまで、どちらかというと性悪説寄りであったが、
人はいろいろだと思った。
100円がどうこうではなくて、その善意が100円以上の
価値となって人に伝播していく。
私も自然と、次同じように困っている人がいたら、
助けようという気持ちになる。

お金以上の価値観を表すには、
人間の本能または原理的理性に
近い範囲に答えがあるのだろうか。

2.愛想のいい人

これまた深夜のタクシーにて。
1メーター区間を走ったわけだが、深夜なのに、
運転手がよく喋る。
「お仕事大変ですなぁ。」
「私もサラリーマンやってましたが、
働きすぎると狂いますよ。」
「いえいえ、お客さんが狂っていると
いる訳ではないですよ。」
「でもこの時間でも笑えるなんて、
お客さんはまだまだ元気ですな。」
「先日オーストラリア人のお客さんが、
日本人は働きすぎだ、なんて言ってました。」
「ところで、リーマンはひどい!税金でボーナスですか。
イエス様はそれを許すわけですか。」
「お客さんは某自動車会社が危ないとお考えですか。」
「某自動車会社の行方はいつ頃分かるんでしょうか。」
「いやぁ、お客さんとはもっと話がしたかった。話が面白いのでね。」
「また機会あったら、よろしく頼みます。」
たった3分程度の距離。
しかし、会話のオンパレードだった。
客を楽しませてくれる運転手。
日本でこの時ほど印象的な運転手はいなかった。

人は二画で書くには足りないほどの奥深さを持っている。
会社でも、興味の湧いてくる人が何人もいる。
そんな環境にあることに感謝しながら、
様々な機会をフル活用して人の輪を広げていこ。

明日は休日。毎日いろんな形で楽しまなきゃ損損!


連続投稿の二つ目。ライブ前の大宮散策についてはこちら

昨日はさいたまスーパーアリーナに足を運び、
もう日本で見られることはないであろう二大アーティストの
共演ライブに行ってきた。
そう、ERIC CLAPTON & JEFF BECKである。

今回は正直、金欠ということもあり、最初はCLAPTONの
ライブで我慢しようかと考えていた。
しかし、Mixi上で共演ライブチケットを譲ってくれる方が見つかり、
思い切ってみた。

BECKの曲は聴いたことがあったものの、代表曲もよく
分からないレベルで、予習はほとんどしなかった。
結果的には、非常に新鮮な目で彼の演奏を聴けた。

まず始まりは、BECK BANDによるライブ。
エレキギターでこんな音まで出せるのか、という驚きの
連続を味わわせてくれた。
曲は知らなくても、吸い込まれるように聴き入ってしまう
BECKサウンド。
日本のCharも路線的には一緒なんだろう。
曲目もロック調のとバラード調のバランスが取れていて、
それだけでも十分に楽しませてもらった。

ベースのTAL WILKENFELDの存在も光っていて、
何と言っても、彼女のベース一本で低音弦をBECKが、
高音弦を彼女が弾くプレイは圧巻であった。
しかも彼女は自分よりも年下。
文字通り、「音」を「楽」しんでいるところが素晴らしい。

一方、第二部のCLAPTON BANDはアコースティックで開始。
CLAPTONのギター一本で始まる出だしは、誰の目にも
焼きついたであろう。
アンプラグドver.の"Running on Faith"を弾いた後、
エレキに転向。
ブルース色が前面に出た曲が続いた。

慣れないせいか、CLAPTON BANDのギター担当ボーカルの
声に違和感を感じざるを得なかった。
渋みが足りないというか、声が軽いというか。。。
2004年から参加だから、前回CLAPTONのライブを観た
2001年の時にはいなかったメンバーだ。

そして、第三部。
待ちにまった、CLAPTON×BECKのコラボレーション。
選曲はCLAPTONがメインに行ったのだろうか。
CLAPTON BANDが残り、そこにBECKが加わった。
個人的には、BECK BANDのベースWILKENFELDに
出て欲しかったが。

最も素晴らしいと感じたのは、この二大アーティストの
違いと魅力を一日で楽しまされた我々も去ることながら、
演奏している彼ら自身が楽しんでいる点だった。
時に視線を合わせて微笑みながら、自分たちの音を
堪能し、自分たちの歴史を支えているかのよう。

境遇は全く異なるが、つい先日無期限活動休止を発表した
CHAGEとASKAもそんな関係であった欲しいと思った。
互いに違う方向を歩んでも、互いを認めて「音」を「楽」しめる
仲間であり続けるように。

そして私自身も、これからずっと「音」を「楽」しんでいこうと思う。
Music will always make my day.

Vivo con Pasion y Juventud
(会場内にあったポスター)