悲しいことがあったけど、
私、ちゃんと進んでる、変わってるって思った。
「悲しいことがあった~。」
と、娘に言ってみたら、
「泣いてもいいんだよ~。上を向いて~。」
と言って、顎をグイっと押してきた。
「上を向いて歩こう」みたいじゃないか、
なんか粋なこと言うなぁと思って、
「なんで上を向いて、なの?」と聞いたら、
「(自分に)お化粧つかないように。」って。
粋なわけでもなく、下を向くなということでもなく、
ただ、化粧が付くのがいやだ、それだけだった。
笑った。
「悲しいことがあった。」と、ダンナにメールした。
そうしたら、ちゃんと聞く気持ちで帰ってきてくれた。
そして、帰ってきてすぐに、聞いてくれた。
カウンセリングの時みたいに、
二言目位で泣きだして、
「泣くんかいっ!」と突っ込まれながら、
でも、感じたこと全部言えた。
言えたら癒えた。
あー、こんな近くにもいたーと思った。
その前に、一人でも泣いていて、
あー、泣けるんだーと思った。
自分の悲しい気持ちに自分で気付いてあげられたし、
悲しいんだなぁって、寄り添えた。
インナーチャイルドを初めて意識した。
悲しいことはあったけど、私、また進んだなぁと思った。